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佐久間side
ピッピッピッピッ
目を覚ますと規則的に鳴り続ける機械音がした。
阿「佐久間?分かる??」
佐「あべ、ちゃん、」
阿「そう。良かった。。」
岩「ここは病院。」
病院?俺なんかしたっけ?
岩「その顔、何してたか覚えてない感じ?」
佐「ちょっと、まだボーッとしてて、」
岩「それもそっか。スタッフさんと揉めてるときに発作起こしたみたい。意識失ったんだよ。」
佐「あっ、」
岩「思い出した?」
佐「うん。しっかり覚えてる。」
阿「今はまだ起きたばかりで辛いだろうから無理して話さないでいいよ。でも、少し落ち着いたら話してほしい。何を言われたのか。」
舘「翔太と目黒がマネージャーと一緒にあいつらと話してる。」
周りを見渡せば確かに2人だけいなかった。
ラ「怖かったよね…?」
佐「ちょっとだけ。でも大丈夫!」
向「ホンマに意識ないとか言うからこっちの心臓止まるかと思ったんやから!!」
佐「ごめんって〜」
阿「お医者さんが発作で間違えないだろうって。明日詳しい検査をもう一度して新しい治療法を取り入れるかとか決めるって。」
佐「検査、少し前にやったのに〜」
阿「また倒れたら困るからやれ。」
深「ブラック阿部ちゃん怖いな笑」
その日は病み上がりってこともあってそのまま俺は眠った。
翌日、検査したけど急激な悪化は認められなかった。急激に怒ったりしたのが原因だろうって。
念の為、4日間入院し無事に退院した。
そしてあのスタッフの元に9人で向かった。
翔太とめめが本気でキレたから全部話したらしくて。
ス1「本当に申し訳ございませんでした。」
ス2「申し訳ございませんでした。病気持ちとか知らなくて。」
佐「別に病気持ちとか関係ないです。悪口は誰に対しても言ってはいけないことですよね。俺に謝ってくれましたけどグループに対して謝ってはいないですよね?馬鹿にされたんでグループ全体にもしっかりと謝ってくれませんか?」
ス「申し訳ございませんでした。」
納得していないメンバーもいたけど、今度何かしたら容赦しないとだけ伝え解散した。
岩「これで終わったな。お疲れ様。」
それから発作を起こすことはなくなったけど、万が一に備え、発作が起きた時に出来る対処方法を全員で学んだ。
今回は災難だったけど、またグループの絆が深まった気もした。
end
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作者名:まこ | 作成日時:2020年7月4日 0時