7 ページ46
目黒side
康二が再度眠ったことを確認してから朝食のために1人リビングへ降りた。
ラ「あれ?康二くんは?」
目「首の痛みが増しちゃったみたい。舘さんがホットタオル用意してくれて温めたら気持ちよかったのかまた寝ちゃった。」
深「そっか。了解。目黒はちゃんと寝た?」
目「寝ました。」
深「心配して眠れないんじゃないかと思って念の為、確認!」
ふっかさんは本当に過保護。
それだけ愛してくれてるっていうのは伝わってくるけど。
康二が次に起きたのは10時過ぎ。
向「ホットタオル効果抜群やで!痛み軽くなった!」
目「舘さんが帰ってきたら伝えよ。ご飯食べる?」
向「食べる!」
目「じゃあ、移動するね。」
いつも通り、お姫様抱っこでリビングに向かった。
最初は恥ずかしがってたんだけどもう慣れちゃったのか今では恥ずかしいなんて言わない。むしろされるの待ちみたいな感じ。
翔「お、おはよ。」
向「しょった、おはよ!」
今日仕事がないのは俺と翔太くん、康二。
康二のご飯を2人でサポートし気づけば俺らの昼ごはんの時間。
向「ここで寝てるから食べてきて!」
康二は動く気なさそうだから翔太くんと2人で昼食を楽しんだ。
目「リハビリしないと。康二、リハビリしてもいい?」
向「忘れてた!大丈夫やで!」
目「捻挫してない側の足を今日はメインで。」
翔太くんがリハビリ方法を調べて伝えてくれてるから俺はそれを康二にしてあげてる。
向「はよ治るとええな。」
翔「焦らないで。焦らない方が早く治ったりするから。」
向「そうやな!まずは筋力落とさんように頑張る。」
リハビリは無理をしないようにってことが大切みたいで今日は20分だけ。
向「ありがとうやで!」
2「いいえ〜」
康二はそれから毎日ちゃんとリハビリを頑張った。
頭痛も起きることなく病院へは1週間後の診察まで行かずに済んだ。
1週間後の診察日、頚椎捻挫は完治するまでまだかかるって言われたけど首にしてたサポーターは痛みが出ない限りしなくていいってところまできた。
目「あと少しで復帰出来そうだね。」
向「せやな!また頑張るで!」
目「俺もサポート頑張るから。」
今日も安静にってことで車までお姫様抱っこで運んだ。
向「あと少しでこの移動方法ともお別れやな。」
目「別に普段でもしてほしかったらしてあげるから言って。」
その言葉を聞いて恥ずかしそうに顔を隠した康二を見てニヤけたのは秘密。
end
568人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まこ | 作成日時:2020年4月22日 23時