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ラウールside
舘「ご飯中失礼。ちょっと布団敷いてくれる？」
ラ「うん！康二くん！？」
皆も舘さんの横にいる康二くんを見て一瞬固まった。
深「マジか。。ごめん。」
さっきより確実に顔が火照ってる。
目「布団敷いたんで寝かせてあげて大丈夫です。」
舘「康二。横になろ。」
向「横になったらダテ離れちゃうやろ‥？」
舘「離れない。」
向「ホンマに‥？」
舘「俺が嘘つくと思う？」
向「思わへん。。」
そう言って横になった康二くんはそのまま舘さんの手を握った。
翔「これさ〜もしかして1人で寝かせてたの間違い？」
舘「多分ね。寂しかったみたい。ね？康二。」
向「うん。迷惑かなって思って言えへんかった。」
阿「迷惑なわけないでしょ。いつもは凄い甘えてくるのにこういう時だけ我慢しちゃうんだから。」
向「だって‥」
阿「怒ってるわけじゃないから。舘さん、まだご飯食べてないから俺と交代しても大丈夫？」
舘「別にいいよ？このままでも。」
向「ご飯食べてないんやろ…？阿部ちゃんで大丈夫。」
舘「そ。なら食べてくるね。康二は何か食べられそう？」
向「食欲ないねん。。」
舘「そっか。でも食べないと元気にならないからお粥作ってくる。」
そう言って舘さんはまだめめ達が食べてる食卓へ向かって行った。
俺はもう食べ終わったから康二くんのところにいようっと！
ラ「康二くん！ごめんね。寂しかったよね。僕も手繋いであげる！」
向「ラウ。ありがと。」
手を繋いであげると分かりやすいくらい笑顔になってくれて俺まで嬉しくなっちゃった！
阿部くんも手を繋いでいるから康二くんは両手塞がってる！
佐「冷えピタだけ貼ろっか！康二ー？ちょっと冷たいよ。」
佐久間くんが冷えピタを貼ると冷たいのにビックリしたのか少しだけ動いた。
ラ「なんか康二くんが赤ちゃんみたい！めっちゃ可愛い！」
阿「ラウール！赤ちゃんって笑」
ラ「本当にそう見えちゃうんだもん！今日は俺がお兄ちゃんとして康二くんのこと支えるぞー！」
俺の一言でなぜか皆に笑われちゃった！
康二くんも辛いはずなのに笑ってて本当に可愛い！
舘さんがお粥を作るまでの間、ずっと手を繋いだまま離れないようにしていたよ！
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作者名：まこ | 作成日時：2020年4月22日 23時
