頼ってね (ページ14)

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宮舘怪我ページ14

宮舘side

岩「舘さん。ここでアクロバット入れられる？」

舘「大丈夫。アクロバットの種類は何でもいい？」

岩「バク転とかはカウント的に入れるの難しいと思うから出来そうなやつでいいよ。」

舘「了解。」

今日は新曲の振り入れ。

今回の曲は俺と照の2人だけアクロバットがある。

アクロバットは得意な方だから特に不安なくレッスンは進んでいった。

この油断がいけなかったんだよな。

休憩中

向「ヤバない？？」

目「ちょっと覚えられないっす。」

佐「2人ともやるぞ！」

苦戦してる2人向けの特別レッスンが始まったようだ。佐久間も頑張ってんな。

俺もアクロバット何をするか決めてなかったから音出して確かめてみるか。

何回か聞いてここは脚上げとかでもいいのかなと思ってきた。

舘「照、アクロバットじゃなくて脚上げでもいい？」

岩「あーいんじゃね？やってみよ。」

こればかりはやってみるしかない。

音を出して合わせてみた時に事件は起きた。

着地した瞬間に感じた痛み。

これは、やったな。

ただ、今バレたら迷惑かける。我慢するってことしか考えられなかった。

翔「やるぞ〜」

休憩も終わり、レッスン再開。

本気でやばい状態かも。踊ってるだけでも襲ってくる痛み。

深「舘さん？どっか痛めた？」

曲が止まったタイミングで聞きに来るふっか。さすが周りを見てるな。

舘「いや？全然。集中切れてたかも。ごめん。」
　
深「ならいいんだけど。無理だけはしないで。」

舘「もちろん。」

岩「これがラスト！終わったら仕事組はマネージャーさんが出してくれる車乗って。」

ラ「了解です！」

これで、今日は最後。何とかもってくれ。。

曲の途中にあるアクロバットもギリギリの状態でこなし、無事に終了。

終了したのは良かったんだけど、気が抜けたのか一気に立ってるのも辛いくらいの痛みが襲ってきてその場で蹲ってしまった。

せっかく隠せてたのに、なんて思ってたら

深「やっぱり。後で聞くから取り敢えず椅子まで移動できる？」

舘「無理。。」

深「目黒！舘さんを運んでくれる？」

目「あっ、了解っす！舘さん、少しだけ我慢してください。」

そう言われ、少し身体が浮いたと思えばすぐに椅子の上に。

これは本当のこと言うしかなさそうだ。