あなたの番です短編集2 (ページ22)

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〇久住譲 × 嫉妬ページ22

★リクエスト★
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久住side

最近僕の彼女は…

『翔太さん!!!』

翔｢おぉ〜!!空音ちゃん!!｣

手塚さんと名前呼びだったり

『二階堂さん。

ここ教えて貰ってもいいですか』

二｢いいですよ。

僕の部屋でいいですか｣

のこのこと男の部屋に入り込んだり。

まぁこれは同じ大学だし

教えて貰ってるから仕方ないけど…な。

あとは…

『神谷さん、水城さん。

これどうぞ!!』

水｢えぇ〜!?マカロン!?｣

『はいっ!!いつも助けて貰ってるので』

神｢しかしこれは仕事なので…｣

『そうかもしれないですけど

感謝の気持ちです!!受け取ってください!!』

水｢いいんじゃない?たまには｣

神｢…たまにはって…あなたはいつもでしょ。

雪村さん、ありがとうございます｣

手作りのお菓子なんかプレゼントしちゃって。

なんだか最近男絡みが多い気がするんだよなぁ…

なんか心がフツフツするっていうか…

悲しいような…イライラするような…

なんで俺以外…って思うんだよ。

藤｢それは〜…嫉妬だなぁ｣

｢嫉妬かぁ…って…えっ!?

藤井さん!?いつの間に!?｣

藤｢手塚さんの話をしてるあたりからだな。｣

｢1番最初からじゃないですか…｣

藤｢なになに、上手くいってないの？笑｣

なんで笑ってんだよ…藤井さん!!!

｢上手くいってないわけではないです。

ただ最近男絡みが多いっていうか。

まぁ、あの性格なんで仕方ないですけど

理解してるつもりなんですけどね…はぁ｣

藤｢それ、本人に伝えたか？｣

｢え?｣

藤｢そんなに不安ならさ

直接伝えた方がいいんじゃないの?

…ほら｣

と指を指した先には

『あれ、譲さん!!』

そういって手を振る彼女がいた。

藤｢じゃあ俺はこれで。｣

｢あっ、はい。｣

何故か

空音をみたら先程までの弱みは消えて。

怒りと理解してほしいって気持ちで溢れた。

『こんな所で何してるんですか???』

｢あぁ。藤井さんと話してて。

ちょっと話したいことあるから部屋いいかな｣

『?…はい』

当の本人は何も気づいてないんだろう。

だって悪いって思ってないんだもんな。

ｶﾞﾁｬ

｢なぁ…空音｣

『はい?』

｢最近男絡み多いんじゃないの?｣

『…?そう、ですかね?』

続