あんなつ殿リクエスト ・カリンside・『ブルースター』 ページ4
カリンバージョン
いつも優しくしてくれた。
いつもわたしの背中を押してくれた。
「これは…」
庭の花を順番に見ていた時、視界に入ってきたのは静かに輝く青い星。
「ブルースター…。」
『ハイ、コレ。』
いつだったかは定かではないけど…そう遠くない過去のお話。
『これって…ブルースター?』
『そうなの?…すっごく可愛くて綺麗で…一生懸命咲いてるね。カリンみたい。』
微笑みながら差し出してくるカイ君は…ちょっぴり心臓に悪い。
『わたしはこんなに綺麗じゃないわぁ…もっと小さくてボロボロで…こんな立派に咲けない。』
『そんなことないよ。カリンはすっごい。』
あの時のカイ君の一言がすっごく嬉しかったなぁ。
カイ君、好き。
大好き。
わたしの『初恋』を消してくれてありがとう。
今、貴方がいなくなることなんて考えられない。
貴方を愛しています。
ねぇ、過去のわたし。
貴方は想像できた?
わたしが初恋の人にフラれるってこと。
…わたしを想ってくれる人に恋をしたってこと。
「…ふふ。あんなこともあったなぁ…。」
思わず口から笑い声が零れる。
過去を思い出しながらブルースターを見つめていたら。
「―――!おはよう!」
今日も貴方の声がする。
わたしの心を掴んだ優しい声。
振り向いてわたしは駆け出した。
「―――君っ!おはよう会いたかったぁ。」
ギュッと強く抱きしめると優しい貴方の匂い。
…これも全部わたしのもの。
「ねぇ――君。」
「何?」
そっと体を離して額を重ねる。
「愛してます。」
「おいらも。」
ブルースターの花言葉は『幸せな愛』。
――――――――――
なんかカリンらしくないですね。
カリンsideはやっぱり難しい。
フウカsideは超書ける気がするのに…何故?
ユ「ケイがへたくそだからだ。」
か「もっとラブラブしてるとこ書けなかったの〜?」
…そうかもしれないがもっとオブラートに包め私が傷つく。。
へたくそですみませぬ。。
私(ケイ)の書きたかったシーン ・フウカside・『ワスレナグサ』→←ユキカ殿リクエスト ・フウカside・『クレオメ』
2人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ケイ(プロフ) - ごく普通の人さん» ありがとうございます!嬉しいです。その言葉を励みにこれからも頑張ります(`・ω・´)ゞ!!) (2020年8月11日 18時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ごく普通の人 - うっわぁ。さすがケイ様。面白〜い! (2020年8月11日 18時) (レス) id: 25d3ac3089 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 双葉あめりさん» ありがと全力で頑張りまする! (2020年8月2日 10時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
双葉あめり(プロフ) - ケイさん» どういたしましてっ!!知ってて良かった笑作品頑張れー!! (2020年7月18日 17時) (レス) id: 045daae5eb (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 双葉あめりさん» ぅぅうううう泣ありがと莉央、今物凄く救われた気分になったよぉおお号泣 (2020年7月18日 16時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ケイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時:2020年4月16日 18時