原因は何となく分かってます。 ページ20
チトセside
フウカとアリスが城に駆け込んでいく姿を見つめながら…俺は何となく察していた。
ユ「…俺ら何かした？」
理解不能なのか、ため息を吐いて気に寄りかかるユウ。
…彼女の想うことぐらい察してやれ。
思いながら俺は先ほどの事を思い出していた。
(…きっとあれが原因だろ…たく、カイの野郎『言うな』っつったのに…)
遡る事、数十分前。
俺とユウは庭に出て、のんびりまったりしていた。
ユウが今、アリスとどうなっているか全く知らないが。
…俺の場合は非常に気まずく。
なんせ、あんな事をした後だ。
顔を合わせようにも合わせられない。
(あぁあぁ…俺は何やってんだ…)
一人悶々と頭を抱えてると。
「チトセ様〜ユウ様〜。ここにいらっしゃったんですね！」
パタパタとこっちに向かって駆け足で駆けだしてきたのは。
ユ「セシル…さん？」
？マークをいくつも頭の上に浮かべるユウの後で、口を開いた。
チ「どうか、しました？」
セシルさんが俺を呼ぶときは、いつもフウカが何かを起こした時に限る。
今度は何を起こしたんだ？←なんだかんだ言って心配なんです(苦笑)by ケイ
でもセシルさんはニコニコ笑ったまま、軽く会釈をした。
「二人の可愛らしい方がチトセ様とユウ様をお呼びです。」
ユ「二人？」
意味が分からずキョトンと目を点にする俺たちに、セシルさんは背中を押してきた。
「行ってみれば分かりますっ！相変わらずですねぇチトセ様は。昔からモテモテで、セシルもチトセ様のような方と結婚したいです〜♪」
チ「はっ？」
「あ、スミマセン姫さまに怒られますねぇそんな事言ったら。ささ、早く参りましょうっ！」
セシルさんはクスクスと笑みをこぼしながら、俺とユウの背中をグイグイと押していった。
「お待たせしました〜♪」
セシルさんにトンッと突かれてユウと二人、城の前に飛び出る。
そこにいたのは。
「あの、チトセ君…ちょっといいかな。」
チ「エ…リカ…。」
そう、覚えててくれたんだね♪と微笑んでいるのは…確か。
ちょっと前に俺に告白してきたような気がしなくもない。
隣では。
「ユウ君っ！会いたかったの！」
ユ「や、ちょっと…」
全力で飛びつこうとする女子を…全力で拒否しているユウの姿が目に入った。
隣と前を視界に入れた俺は、表で笑顔を作りながら焦った。
(…これは久しぶりにヤバいな…)
好きな奴はただ一人です。→←ユウ・イメージ（ちょっと大人っぽいです）
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爽(プロフ) - お久しぶりです爽です。お陰様で現在、7,507 hit頂いております。沢山の閲覧本当に嬉しいです！作者の至らない所ばかりで稚拙な部分も祟ると思いますが、これからもよろしくお願いします…! (2021年5月23日 21時) (
レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - 4,238hitありがとうございます！作者嬉しい限り、本当に涙です。これからもらく魔女愛を最大級に伝えてまいります今後もご贔屓の程宜しくお願い致します。 (2020年7月16日 17時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - アミさん» 嬉しいせんきゅうありがとう〜！！！！！ (2020年7月6日 22時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ケイさん» もう面白すぎて何回も読み返してるよ〜！ (2020年7月6日 22時) (レス) id: 86dee03899 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - ユキカさん» えぇそぉ？ありがと〜///((お前やないわ怒byアサヒ (2020年6月21日 17時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年4月7日 12時
