【薄桜鬼SSL】満開の桜〜誓った約束〜

12の誓い ページ15

貴女


この地域で一番大きな森

春は桜がとても見頃でよく観光にも最適な場所

そしてその中心で咲いているのが...私と沖田さんが誓いあったあの桜


貴「沖田さん....」

私が泣く時はいつもこの場所

この場所に来ると...何故かとても落ち着く

沖田さんが...泣いている私を包んでくれているみたいで


貴「沖田さん...貴方に会いたい....大好きっていいたい....！」

あぁ...この言葉を面と向かって言えたらどんなに楽なんだろう

この声は...きっと貴方には届かない

ｻﾞｧｧｧｧ!!!


沖「僕は笑って告白してくれたほうが嬉しいんだけどなぁ....」

貴「えっ....？」

幻聴？何で...沖田さんの声なんか聞こえるはずは

ｸﾞｲｯ!


貴「？！」

懐かしくて、暖かくて、落ち着く香り

愛しくて...恋しくて堪らなかった

貴方の声


沖「会いたかったよ...Aちゃん」

貴「沖田さん...っ....駄目です...私は...私は」

沖「うん...全部知ってるよ....全部知ってて君に会いに来たんだ」

沖田さんの私を抱きしめる腕が強くなった


沖「約束したよね...また会おうねって....それで君を見つけてちゃんと告白するって.....迷惑だった？」

貴「迷惑なんかじゃない！......いいんですか？私が貴方の隣にいても...いいんですか？」

沖「いいも何も...僕の隣は絶対に君じゃないと駄目なんだ」






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続きます！

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