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11. ページ20

宮舘side



照が数十分運転してくれて、ようやく阿部の家へとたどり着いた。






マンションの前に車を止め、照は運転席から降りて後ろの座席のドアを開ける。







岩本「阿部、ちょっと持ち上げるよ」




阿部「えっ」







そう言って、照は楽屋の時と同じく阿部をお姫様だっこで持ち上げる。



 
楽屋を出るときは阿部は寝ていたから、かなり戸惑った様子の阿部がそこにはいた。





阿部「..ねぇ..はずいって..」






岩本「..病人はおとなしく抱っこされてなさい。」







抱っこされた阿部の顔は熱のせいか照れているせいか、






赤く色づき、目はとても泳いでいた。






スタスタと歩いていく照についていき、阿部の部屋の前までたどりつく。









俺は持ってきた阿部の荷物から鍵を取り出し、ガチャガチャと鍵を開けた。






岩本「おじゃましまーす..」






照はそう言い、部屋へと入る。






そして寝室へと、入りベッドに阿部を寝かせた。





阿部「..ごめん..重かったでしょ」

 


岩本「こーゆー時のために鍛えてんの..それに全然重くないって。」





阿部「..ありがと。」








阿部は照れたようにそう言って笑った。







そんな阿部の頭をポンポンと叩き、照はこちらを振り返る。







岩本「..じゃあごめん舘さん、目黒。俺、まだ仕事あって..」







『わかった。気をつけてね。』





岩本「うん。..また仕事終わったら来るから。」



 

そう言って照は部屋を出て、仕事へ向かった。

















さて、そろそろみんなお腹空いてきた頃かな..?





『お昼お粥作ろうと思うんだけど、阿部食欲ありそう..?』
 


俺はベッドにいる阿部に寄り添いそう言った。



 

阿部「うん、お腹空いた..」





目黒「..俺もっす..」





後ろから小さくそう呟く目黒の声も聞こえた。





『じゃ、パパっと作ってくるから。目黒、阿部のこと見ててあげてね。』





目黒「..了解です」


.

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作者名:みぞれ | 作成日時:2022年5月2日 22時

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