Snow Manは、病院が苦手です

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目黒side



検査キットの他にも、



使えそうなものも持って部屋に入る。



この感じは、、俺がやったほうがいいか。



渡辺「涼太、頑張ろうな」



宮舘「っ、!!」



一発でばれたじゃん、検査キットとか持ってるの…。



観察力は怠らないのか、、



渡辺「とりあえず、診察からやるか」



てか、医者の不養生って、なんか怖いんだけど…



この後何をするかなんて、



言われなくてもわかるから、、



「了解です、」



聴診器を手に取ると、



舘さんのほうに体を向ける。



渡辺「涼太、もしもしは大丈夫でしょ?」



宮舘「ん、、」



渡辺君のサポートのおかげもあってか、



素直に協力してくれた。



渡辺「あー、ってして?」



宮舘「あー、、」



検査の棒を手に取ると、



宮舘「っ、いやあ!」



一瞬で涙目になる。



渡辺「ほら、じっとしてて」



宮舘「いやだあ!!ｸﾞｽｯ」



なんか泣くの早い、、



渡辺「もう、やっていいよ。


いつまで待ってても無理だから」



幼馴染って、なんでもわかるよな。



そういう関係の人がいることって、なんかすごい。



「ちょっと失礼しまーす、」



サッと棒を入れる。



宮舘「ﾋﾞｸｯ、いっ!!泣」



渡辺「ごめん、って。


周りの人にうつしたら大変だろ?」



翔太君がなんとか慰めようとしてくれるけど、



泣き止みそうにはない、、



―――



検査結果は、陽性。



点滴、入れておきたいなあ、、



「翔太君、点滴って、、」



渡辺「ああ、やっとくか。


高熱って、結構きついもんな」



「わかりました」



解熱剤はどれだっけ、、



あ、これだ。



渡辺「涼太、点滴だけ頑張ろう」



宮舘「！？やだ、!!」



渡辺「やだじゃない、ずっとしんどいままでいいの?」



宮舘「いやだああ!!ｸﾞｽｯ、ふぇえええ!!泣」



舘さんがこんなに泣くって、、



点滴だけでこんなに嫌がるなんて、



相当なんだろうな…。



「すぐに終わらせましょう?」



渡辺「痛いのはすぐ終わるから。


注射よりはましだろ?」



宮舘「いやあああ!!!泣」



もう、完全に子供、、



渡辺「目黒、もうやって」



「あ、はい」



カーテンレールにパックをひっかけて、



腕に消毒をする。



宮舘「ｸﾞｽｯ、やああああ!!!泣」



渡辺「涼太、」



大丈夫かな、なんて心配しつつも、



針を入れる。



宮舘「ふぇぇぇっ!いたいっ、!!泣」



渡辺「おわった、って」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

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