Snow Manは、病院が苦手です

解熱剤　Dr.宮舘君・佐久間君×Pt.渡辺君 ページ26

※Snow Man、シェアハウス設定



宮舘side



渡辺「やだ、」



いつまでだだをこねてるんだか。





翔太は朝から熱があって、



さっき診察とかを終わらせたわけなんだけど、



問題が解熱剤。



点滴はいや、注射もいや、



座薬も、薬もいや。



全部拒否されて、なすすべがない。



「翔太?お薬使わないと、しんどいままだよ?」



こう声をかけても、



渡辺「やだ、」



ずっとこの調子。



「じゃあ何だったらいいの?」



渡辺「…」



挙句の果てには、黙られる。



こっちも、いつまでもこれを繰り返すわけにはいかないんだから。



「じゃあもう、俺は知らないからね。


1人で勝手にして」部屋を出る



一旦、距離を置くことにしてみた。



これで、翔太はどう反応するのか。



――



…30分待ってみたけど、変わりなし。



こっちも部屋を出て行っちゃったわけだから、



のこのこと部屋に入るわけにもいかない。



入ったところで、結局はさっきと同じになるだろうし。



ガチャ。



佐久間「たっだいまー!」



あ、佐久間が帰ってきた。



「おかえり」



佐久間「あれ?翔太は?」



「あー、――」



さっきまでのいきさつを話した。



佐久間「なるほどねー。


じゃあ俺、一回見てくるわ!」



そういうと、足早に翔太の部屋に向かっていった。



ありがたい、、



――数分後



佐久間「翔太、泣いてたよ?笑


俺が涼太を怒らせた、って笑」



怒ったわけじゃないんだけどなあ、苦笑。



佐久間「まあ、薬は頑張る、だってさ。


舘さん、行ってあげて?」



「ああ、わかった」



佐久間「あ、ついでに俺も行くわー、


サポート役として笑」



「あ、ありがとう」



コンコン



「翔太―?入るよー」



渡辺「ん、、」



佐久間「ふはっ、翔太、もっと素直になればいいのに笑」



渡辺「別に、」



相変わらずだな、ほんと笑。



…さて、終わらせるか。

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