・ ページ9
「え〜〜ご趣味は？」
「ああ”あ”あ”！！待ってまって！！」
「ストップストップ！今の無し！！消えないでくれ！！」
「変なこと言ってごめんね！！しめとくねー」
「・・・Aさんは？」
慌てる問題児達にプルソンが問う。
「あっぶね〜完全に消えたらアウトだぞ！」
「前回消えた時は全然見つからなかったもんね・・・」
「A殿は全く関係ないと協力してくれないでござるし・・・」
姿を消さなかった事に安堵し、ヒソヒソと作戦をたてる。
「えっと、姉さんは・・・留学？なんかおじいちゃんに呼び出されて、暫く戻らな・・・」
入間の言葉にプルソンが消えそうになる。
「はい！一緒に音楽祭やろーう！！きっと、Aちゃんはすぐ帰ってくるっしょ！！
音楽祭はね〜きっと、ドキドキでバオ〜ンと派手で〜た〜のしいよ！
みんな一緒だしダンスとか〜うたとか〜んがちゃかいっぱいで〜
うっきうっきだよ〜！！
どれにする！？バチューン！？ポコポコ！？
それともキラキラダンス！？」
楽しそうにプレゼンをするクララ。
無反応のプルソン。
「・・・石？」
「クックララ！！」
呆然とするクララを入間が引き離す。
「動かなかった」
「怖くないよ」
入間とリードがヨシヨシとクララを慰める。
「フン！音楽だけでは物足りぬか・・・ならばここはやはり！
魔王活劇であろう！！師団披露でも好評だったぞ！
魔王の逸話を歌つきで表現！最高の刺激だ！
無論！魔王役はこの己・・・」
「いや
「じゃあ無！！やめる！」
「コラッ！！！」」
「振り出しだな！」
「え〜」
「説得すらまともにできんとは・・・見ていてください！イルマ様！！
このアスモデウス・アリスが！音楽祭の重要性をイルマ様の素晴らしさと合わせてじっくり説明・・・どういう了見だ貴様ぁ！！まだ一言も語っとらんだろうが！！」
消えそうになるプルソンにアスモデウスがキレ、入間とサブノックが止める。
「アズアズのイルマくん語りなっげぇからなあ・・・」
「俺でも逃げるわ・・・」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
E(プロフ) - skyさん» ありがとうございます！修正致しました (2月26日 13時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
sky - アロケルとアガレス逆になってますよー。このシリーズ面白いし更新速度すごくて尊敬してます。適度に頑張ってください！ (2月26日 9時) (レス) @page45 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月17日 20時
