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「ねえねえ！！僕どうだった！？？カッコ良かったでしょ！！
頼れる親って感じで、最高権力者だったでしょ！！」
馬車の中で、褒めて褒めてと全力でアピールするサリバン。
『・・・本当に暇人だよね』
舌打ちをするA。
「酷いッ！！僕だって頑張って仕事切り上げたのに！！」
『・・・候補者の名前しか手がかりないんじゃ空振りでしょ？』
「そうでもないよ〜痕跡が無い組織の糸口が少しずつ見えてきたんだからね！」
不機嫌なAの頭を撫でながらサリバンは優しく励ます。
「おじいちゃんと２人でのお出かけ初でしょ！！寄り道しちゃう？？」
『帰って寝る』
「いけず〜でもでもせっかくの初お出かけなんだから・・・」
『片道は縛り上げた不審者と一緒の楽しいお出かけだったね』
「もう！じゃあ、次はちゃんと目的地決めて・・・入間君とオペラと、皆でお出かけしよう！」
『なんで人間の入間を連れ回すの？
容姿変えてあげたり、事前に危険な事教えるとか・・・なんで何もしてあげないの？』
「なんでだと思う？」
睨むAに、ニコニコと笑みを浮かべるサリバン。
『・・・悪魔は嫌い』
「知ってる」
嬉しそうなサリバンに溜息を吐く。
「それにさ、欲しい物があるなら僕に言ってよ！誰よりも最高品質の魔具用意できるよ！！」
『さっき隠密魔術織りこんだ品を大量に発注してきたでしょ？』
「本来はその目的で来るつもりだったんだよ！そしたら、何故かこんな展開で・・・」
何度目かわからない溜息の後、思い出した様にAが訊く。
『消える相手と恋愛ごっこさせたがる親の心理が理解できないんだけど・・・私が些細な事って頭狂ってるの？』
「う〜ん、僕はね帰っても様子見に行けばいいかな〜って楽観的なんだけど・・・レヴィ達は半信半疑だろうし所詮他人事だからね」
『え、絶対嫌』
「さすがに傷つくよ！？・・・覚えてないだろうし、遠くから見守るだけだって〜」
『ストーカーとか嫌すぎる・・・絶対通報してやる』
「んふふ♡僕を探してくれるの？」
『探さないし会いたくないけど、絶対不審者として目の前に現れそう』
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E(プロフ) - skyさん» ありがとうございます！修正致しました (2月26日 13時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
sky - アロケルとアガレス逆になってますよー。このシリーズ面白いし更新速度すごくて尊敬してます。適度に頑張ってください！ (2月26日 9時) (レス) @page45 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：E | 作成日時：2024年2月17日 20時
