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「「・・・できた！！」」
「できてない」
何故か爆発した後に、ダークマターが出来上がり嬉しそうな２人。
オペラはバインダーと眼鏡を握りつぶし、投げ捨てると２人の前に出て正座させる。
「いいですか、貴方がたは料理を根本から理解していないのです
キョトンとするんじゃない」
不思議そうに首を傾げる２人に、オペラは溜息を吐く。
「料理とは正確な手順、丁寧な作業・・・それと
手順と作業なら私が指導します
なので、しっかり聞いて美味しい物を作りましょう
気持ちを込めて作るのですよ」
「「はっはい！」」
オペラの言葉に頷く２人。
「はい、まずはココ読み上げて下さい」
「バター６０ｇをねって砂糖５０ｇを加え・・・」
「はい、正解です。まずはバター６０ｇに切りましょう」
「はい！」
「アメリさんは砂糖５０ｇを計ります」
「はい！」
この２人、返事
目を離すと奇行をする２人に頭痛を覚えながらオペラは指導をする。
「「できった！！」」
目を輝かせてオーブンの中を観察する２人。
「凄く美味しそうです！！」
「やったー！凄い！凄いですオペラさん！」
「あっはい・・・」
飛び跳ねる２人に、オペラは疲労でフラフラ立ち上がりオーブンからクッキーを取り出す。
「火傷するので触らないで下さい
ちょっと、外の空気を吸ってきます
ラッピング用品はそちらにあるので・・・」
裏庭に出たオペラは魂が抜け落ちる勢いで溜息を吐く。
「Aがとびきり優秀だったのでしょうか？
レシピ通りに切り分け、レシピ通りに計り、レシピ通リに手際よく作る
少し舌打ちや、嫌悪感を丸出しの表情を除けば・・・
「どちらがマシなのか・・・」
顔を覆い、オペラは落ち込む。
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E(プロフ) - skyさん» ありがとうございます！修正致しました (2月26日 13時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
sky - アロケルとアガレス逆になってますよー。このシリーズ面白いし更新速度すごくて尊敬してます。適度に頑張ってください！ (2月26日 9時) (レス) @page45 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：E | 作成日時：2024年2月17日 20時
