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1人でも大丈夫だった
置いてかれるのは当たり前で、それであまり困ったこともなかったし、自分でなんとかした
絶望してもしかたない、お腹もふくれないし、いいこともない
でも今は、魔界に来てからは
Aさん、姉さんが出来ていつも傍に居て助けてくれた
それに、たくさん大切な人ができた
あったかくて大好きな僕の居場所ができた
だけどもし、みんなにも置いていかれたら・・・僕はまた1人
ずっとがまんしてきた言葉がある・・・
言いたくない、言っちゃだめ、でも・・・でも!!

「さみしい・・・いやだ・・・僕を、おいて・・・いかないで・・・」

今は温かく抱き締めて弱音を聞いてくれる姉が居ない。
心配してくれるサリバンやオペラ、アスモデウスやクララも居ない。
その事実が悲しくて涙が止まらなくなり、膝を抱える入間。

「っとによぉ、お前ってやつは・・・超ッ絶にアホなんだな
 あッチが教えたこと忘れやがったのか!?」

「・・・師っ・・・」

バチコの声が聞こえ顔を上げる入間。

怖い魔物が視界に入り、涙を腕で拭い立ち上がる

「僕は姉さんが居ないとダメな腑抜けじゃない!!
 僕は・・・弓使いだ!!」

声に出し、決意を弓に変えて構える。

「流石入間様です!お上手ですね!!」

オペラさん

「こんだけあッチをつき合わせて優勝できなかったら・・・
 お前一生あッシのパシリだかんな!!
 あと、サリバン様には上手く言っとけよ!!
 ”期待してるぜアホ弟子”」

師匠

『食べてもいいけど、P集める試験だって理解してる?
 採取メインに参加するんじゃないの?
 魔獣狩るつもりなら止めないけど・・・最後に”餌”にならないように気をつけて生き残りなさい』

姉さん、まさか初日に説教されるとは思ってなくて怖かった

「自分の居場所を守るんだ!!つらぬけ鈴木入間!!」

弓矢が正確に魔物の核を貫き幻覚は消える。

「僕は魔界で生きてやる!」

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ルウ(プロフ) - アムリリスさんに塩対応な夢主ちゃん…イイッ! (2月17日 19時) (レス) @page46 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - ルウさん» ありがとうございます!頑張って更新して行きます^^ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 私はこの作品大好きです!夢主ちゃんも勿論! (2月16日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 無理はしないでください!主ちゃんが大好きです! (2月14日 23時) (レス) @page33 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年2月11日 16時

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