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「ふぅ〜ん・・・アリスちゃんたちに秘密・・・ねぇ
いいんじゃない?言わなくて」
入間の相談にアムリリスは拍子抜けしたように答える。
「・・・えっ、でも2人は大事なトモダチで・・・」
「あらぁ、”トモダチ”って全部言わなきゃいけないものなの?
・・・”愛”はね、
そんな・・・苦しそうにして言わなくちゃなんて・・・
そんな義務ないのよ
私たち悪魔はもっともっと自由でセクシーじゃなくちゃ♡
それともやっぱり秘密があったら・・・あなたたちはトモダチじゃあないのかしら?」
「い、いえ!!」
アムリリスにドキドキしながら入間は首を左右に振る。
「アムちゃんはね、てっきりアリスちゃんに宣戦布告すると思ったのよ?」
「え?」
「だって、Aちゃんとは養子同士で血縁関係ないでしょ?
だから恋愛的に”好き”になって、アリスちゃんに手を引け〜みたい・・・な」
アムリリスの言葉に、入間は初めて理解したように赤くなる。
「ま!無自覚だったのねん♡」
「いや、理解はしてるんですけど・・・そのっ、つい甘えてしまって・・・」
「ふぅ〜ん・・・Aちゃんに
意外なAの一面に、アムリリスは興味深そうに話しを聞く。
「・・・大丈夫、Aちゃんは純粋に弟として接してるわ!
仲の良い姉弟で良かったわね〜」
ピクリとなりそうな頬を誤魔化すアムリリスに、入間は安堵する。
「因みになんだけど、イルマくんはAちゃんとずーっと暮らしたいのよね?
アリスちゃんとも仲良いわよね?」
「は、はい!」
アムリリスの圧に入間はジリリと後ずさる。
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ルウ(プロフ) - アムリリスさんに塩対応な夢主ちゃん…イイッ! (2月17日 19時) (レス) @page46 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - ルウさん» ありがとうございます!頑張って更新して行きます^^ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 私はこの作品大好きです!夢主ちゃんも勿論! (2月16日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 無理はしないでください!主ちゃんが大好きです! (2月14日 23時) (レス) @page33 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:E | 作成日時:2024年2月11日 16時