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「ささ入間様こちらです!」

「姉さんッ!!」

アスモデウスが部屋のドアを開けると、ソファーで携帯を弄るAが居た。

「探検したかい??」

クララがAの横に座り目を輝かせる。

「そうか、いや・・・」

アスモデウスが耳まで赤くなりブツブツと呟く。

『ダヴィデに伝言したんだけど?』

「夢中になっており、お伝えし忘れてました。申し訳ございません。」

進行形でビデオカメラを回すダヴィデ。
SDって不憫な生き物だなと溜息を吐く。

「母上は明日まで仕事で帰らんから気楽にな」

『ん〜・・・ダヴィデが報告してるんじゃない?』

「いえ、今回はお伝えしていません」

Aの指摘にダヴィデがビクリとなる。

「姉さんはアズ君の家、来た事あるの?」

『まあ、不可抗力で』

「・・・不可抗力でしたね」

入間の問いに、Aとアスモデウスが別の意味で落ち込む。

「どしたん?」
「さ、さあ??」

クララと入間が首を傾げる。

「アリス様、テーブルにご用意致しますね」

ダヴィデが4段のホールケーキとカップケーキを置いていく。

「本日の為に取り寄せた最高級の・・・」

アスモデウスが得意げに説明をし、入間とクララが目を輝かせる。

「では、何かあればお呼びください」

ダヴィデが退室し、アスモデウスが嬉しそうに切り分ける。

「うわぁ〜アズ君凄いね!!そんな綺麗に切り分けて、倒さずにお皿に・・・断面も綺麗!!」

テンションのおかしい入間はとにかくアスモデウスを褒める。

「アズアズ私のイルマちより小さい!!」

クララは不満を言う。

「いえ、そんなっ!!もったいない御言葉です!!
 煩い!貴様は食べきれんだろうがッ!」

『アズって面倒見いいよね』

「そんな事は!!」

「アズアズ照れてる〜」

入間は目を輝かせ、幸せそうにケーキを食べる。

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ルウ(プロフ) - アムリリスさんに塩対応な夢主ちゃん…イイッ! (2月17日 19時) (レス) @page46 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - ルウさん» ありがとうございます!頑張って更新して行きます^^ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 私はこの作品大好きです!夢主ちゃんも勿論! (2月16日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 無理はしないでください!主ちゃんが大好きです! (2月14日 23時) (レス) @page33 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年2月11日 16時

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