・ ページ25
「姉さん！！僕、僕！！」
『咲かせれて良かったね』
「うん！」
「いやいや、逆転２位になったんだよ！！もっと褒めてあげなよッ！！
そして僕にも賛辞を下さい！！」
入間とAの会話にリードがつっこむ。
「この度は・・・誠に申し訳なかった
・・・私は勝利を求めるあまり記憶が混濁するほど、我を失ってしまい・・・
タガを・・・道理を外れた行いをした・・・本当にすまない」
オロバスが深々と頭を下げる。
「いいよ！だって・・・それだけ真剣で、全力だったってことでしょ？
僕たちも全力で戦ったし・・・すごかったね！幻覚の魔術！！強かったぁ・・・」
「そうそう！別にルール破ったわけじゃないんだしさぁー
仕返しはジャジーがしっかりやってくれたし〜」
『直接攻撃じゃない、最も有利な魔術だったのに邪魔されて残念だったね』
目を輝かせる入間、笑顔のリード・・・
オロバスが照れたように赤くなる。
「お〜い！オロバス〜〜４位すげぇ〜な〜！！」
「めっちゃドキドキしたよ〜」
「惜しかったな〜〜」
「２位じゃないもんな・・・残念だな」
「せっかく２位だったのに、４位に転落って辛いよな〜」
「いやっ！！別に２位じゃなくても・・・実質３位だったことも多いし・・・」
クラスメイト達の言葉に、ずっと伝えたかった言葉を言えたオロバス。
全員が驚き、羨望の眼差しに変わる。
「なんだよー！！ただのスゴイやつじゃん！！」
「怖がってごめんね！」
「打ち上げ一緒に行こーぜ！な！！」
「しっかし、Aちゃんに激励もらえるとか羨ましー」
「だな！でもさ、担任が頷いてたら俺らのエースになってたかもだろ？？」
「それな！オロバスも思うだろ？？」
「えっ、うん！・・・確かに教室来てた時期も・・・」
喜んでいた一同がAが来ていた時期を思い出し、問題児達を妬み敵視しだす。
「・・・ああ、そっか・・・皆、妬ましいよな」
一人抱え込んでいたのが馬鹿らしくなるように、すぐにクラスメイト達と打ち解ける。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルウ(プロフ) - アムリリスさんに塩対応な夢主ちゃん…イイｯ！ (2月17日 19時) (
レス) @page46 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - ルウさん» ありがとうございます！頑張って更新して行きます^^ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！！とっても嬉しいです！ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 私はこの作品大好きです！夢主ちゃんも勿論！ (2月16日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 無理はしないでください！主ちゃんが大好きです！ (2月14日 23時) (レス) @page33 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月11日 16時
