欲深いのは悪魔か人間か ８

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「イルマ＆リードだ！！」
「何か持ってる！まさかッ・・・」
「あれが１０万Ｐッ・・・」
「伝説の(ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ)リーフ！！」

キリリとした２人が持つ鉢に、全員が唖然とする。
想像とは違い、ファンシーな植物に困惑する。

「・・・とりあえず、それっぽい感じでカッコよく帰ってきたけど・・・
　やっぱりごまかせないね」
「ザワザワしちゃってるね」

リードと入間が顔を見合わせる。

「あ”ーッ！！どいてくださーい！！」
「どいてどいてーッ！！」

スージーとバラムが全力で駆ける。

「これっ、資料と同じッ・・・」
「このアホみたいな形状とムカつく顔・・・まちがいない！！」
「「本物の！伝説の(ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ)リーフゥウウ！！」」

スージーとバラムが興奮しながら伝説の(ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ)リーフを高く掲げる。
半信半疑だった入間とリードが驚き、喜び、ハイタッチをする。

「まさか本物をこの目で拝めるなんて〜〜史上初の快挙よ〜！！」

スージーが褒める。

「あ、姉さん！！伝説の(ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ)リーフ無事に咲かせれました！！
　姉さんにも手伝ってもらったし・・・」

『最初から興味なかったし、山分けしたらいいよ』

「Ｐの配分はどうする？」

「ハイ！私たちもＰいりません！！」

ダリの問いにクララが答え、ナフラも同意するように手を挙げる。

「２人に優勝してほしいもん！何なら私は最後ブワーってやっただけだし！
　ギョーちゃんも、そう言ってる・・・多分！！」
「ギョー」

「いっ、いいの！？」

「よっし、じゃあ決まり！！
　イルマ＆リードともに５万Ｐ贈呈！！
　伝説の(ﾚｼﾞｪﾝﾄﾞ)リーフゲットで・・・優勝ッ・・・と、言いたいとこなんだけどねぇ・・・」

目を輝かせる入間とリードにダリが苦笑する。

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