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『さて・・・もう、終わらせてもいいですよね?』
報告筒に手ぶらで現れたAが不敵に嗤う。
困惑する教師を無視し、スピーカーを手に持つ。
『【遊びは終わりだ!!愚図共!!】・・・檻、入れる必要あります?』
聞いた事のない声を発っし、謎の暴言を吐くA。
数人集まった教師は不思議そうに首を傾げる。
「はせ参じまし・・・」
『おじいちゃんは呼んでない』
一早くサリバンが片膝を着き、Aが呆れる。
大地を震わす程の歓喜の雄叫びの後にドドドと足音と砂埃が舞う。
「あ〜・・・間違えちゃった☆」
サリバンが一瞬固まり、
「「主君は何処だ!!確かにあの方の魔力を・・・」」
「「まさか・・・謀ったと・・・言うのか!?」」
魔獣、魔植物が報告筒・・・Aの前に集結し不機嫌になる。
『呼んだのは私で合ってるよ?
騙したのも合ってる・・・けどさ・・・騙されるお前らが悪いと思わない?』
頭級、伝説級の激レア魔獣まで集結して、教師陣が慌てて緊急事態と招集をかける。
『種族ごとに並べ、で・・・私の糧となって死ねよ』
低く冷たい声にゾクリと震え、大人しく魔獣と魔植物が整列する。
『逆らって遊んでくれる気概ないの?』
冷徹な眼に射すくめられ、たじろぐ姿に満足したように嘲笑う。
「一体何事で・・・また、貴様か・・・」
緊急事態と言われ駆け付けたカルエゴが額を抑え溜息を吐く。
「反乱でも起こすつもりか?あ”??」
『報告筒ですよ?コイツ等をちゃんと計算してください
それとも檻に入れないとカウントされません??』
「は?」
「う〜ん、取り敢えず頭級以上は檻に入ってもらう??」
唖然とするカルエゴに、バラムがニコニコと聞く。
「「「ええええ!??」」」
追いついた他の教員が衝撃に叫ぶ。
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ルウ(プロフ) - アムリリスさんに塩対応な夢主ちゃん…イイッ! (2月17日 19時) (レス) @page46 id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - ルウさん» ありがとうございます!頑張って更新して行きます^^ (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです! (2月17日 11時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 私はこの作品大好きです!夢主ちゃんも勿論! (2月16日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 無理はしないでください!主ちゃんが大好きです! (2月14日 23時) (レス) @page33 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:E | 作成日時:2024年2月11日 16時