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「サリバン様！！と、Aちゃん！
仲良しですね〜１枚よろしいでしょうか？」
「イルマくんは一緒じゃないんですか！？」
「もう本当に自慢の孫達でね〜
ンフフフ鼻が高いよね〜も〜！！
何時もAちゃんの我儘きいてくれてありがとね〜」
入間の頭を撫でながら、嬉しそうにサリバンが言う。
肩車されているAも愛想よく返事を返す。
「いえ、むしろAちゃんには助けてもらってて・・・」
「そうそう、バビルスの生徒さんだけでなく先生方も巡回によく来てくれるようになって・・・」
「いつもありがと・・・痩せたよね！？食べなさ・・・」
『・・・ありがとう』
会話の合間合間に食べ物を渡され、オペラが回収し、絶妙なタイミングで入間に渡す。
「ん〜冬用のコートは数着欲しいね〜」
『入間なら、こっちじゃない？』
「いいですね！」
着せ替え人形に疲れた入間が安堵の息を吐く。
「おすすめはヴィヴィアン製ですね〜
丈夫で羽の出し入れもスム〜ズにできますよ〜
それに、男女ペアのセットも・・・」
「よし！じゃ、これ全部！！あとペアのも！！」
「うっひゃ〜」
店員とサリバンが嬉しそうに話す。
「ちょちょちょッ・・・多い多い！！」
『入間、欲しいモノ以外・・・高く売れるからもらっときなさい』
「おいッ！」
慌てる入間にAが悪い笑みを浮かべ、オペラに注意される。
「お帽子に角飾りも人気ですよ〜」
「じゃあ・・・」
『コレがいいんじゃない』
「うん！」
サリバンの言葉を遮るA。
店員が小さく舌打ちをする。
「A様・・・」
『私はいらな・・・』
「いいですね！入間様！！使い魔服従の首輪だそうですよ！買います？買いますよね！！」
「いえっ、それは・・・ちょっと・・・」
「早急に買って参ります！！」
バイトをしていた生徒に勧められた首輪をオペラが気に入り、強引にレジへと走る。
「オペラ・・・楽しそう・・僕、１回も召喚してもらえてないよね？」
ヨヨヨと泣き出すサリバンに入間が驚く。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
