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「あのっ、でもっ得意(・・)分野を活かしている生徒は・・・こっちにも!!
 安定した砦を築き!迅速な攻撃術で魔獣を狩る!
 この収穫祭で家系魔術を一番上手に使えているのは彼ら!です!!」
「ぎゅうぎゅうですが、拠点があるのは強いですな」
「どーするのかしら?この子たち・・・」
「拠点大切ですよね!」

ウエパルの言葉にオペラが反応する。

「だからサ!攻守関係なくいいトコどり!これが楽でいいネ!
 ふところに入り、頭をフル回転して獲物を見定め・・・かっさらう
 そんなズル賢いヤツがいたら勝つヨ!ハハハ」
「やーらしー」
「ねー」

フルフルの言葉にライムとサリバンがキャキャと答える。

「となると、やはり私のAが優勝ですね」
「オペラ!?僕のAちゃんだよ!!」
「何をおっしゃいます?私が幼少の頃より大切に育て上げた娘ですよ?」
「今だから言うけど虐待に近かったからね!」

「え、家とテントって・・・」
「警備は魔獣任せ、ですか・・・」
「集落ね」
「でもサ〜AちゃんってP興味なさそうに散歩しながら献上P回収してるだけでショ?」

「いえ、Aは最終日まで動きません
 学校行事なのに初日に終了させては頑張ってきた生徒達が不憫でしょう?
 献上も、住居も全て周囲が勝手に行い、Aに押しつけてるだけの茶番でしかありません」

オペラがズズっと魔茶を啜る。

「ちょっとちょっとセクシーが一番でしょ!?」
「異性だけではPは足りませんよ」
「ウチの子たちだって能力強いわよ!!」
「そっそんなことないわ!!うちの子だってスゴいわ!城なんだから!!
 かっ家系魔術が一番だもん!」
「獣を従える者こそ頂にふさわしいのでは」
「獣に攻撃できないんじゃ高Pはムリよ!」
「もーおちつきなよ、どんぐりの背くらべヨ〜、それに最終日一日で大逆転なんてムリムリ〜」

「ほう?この私の弟子が敗北等有り得ません!!」

講師陣に混ざり、オペラも参戦し煽る。

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作者名:E | 作成日時:2024年2月8日 18時

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