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「なぜ、私がこんな・・・」

「理事長命令だからね・・・仕方ないよ
 いいじゃない、楽しそうだし」

嫌そうなカルエゴにバラムが言い聞かせるように言う。

「カルエゴくんは相変わらず賑やかが苦手ですか・・・
 これを機に克服しましょう!
 大丈夫ですよ!バラムくんも私もいるし!」

「あっんったっと、一緒が嫌なんだよ!!」

オペラが楽しそうにカルエゴに詰め寄る。

「照れずともよいのに・・・担任のカルエゴくんが手本を見せないとA様が克服してくれないでしょう?」

「照れとらん!!アイツは根本的に無理があるだろッ!!同列にするな不愉快だッ!!」

「あ、Aちゃん!大丈夫?暑くない??」

「うん、日陰で涼しい」

「アスモデウス君は大変じゃない?僕、持とうか?」

「いえ、母で慣れていますので問題ありません」

アスモデウスが嬉しそうにAを見ており、バラムはニコニコとAの頭を撫でる。

「バラム先生感じ変わったね〜、Aちゃんと仲良いけど助手って噂ホント?」

「あっ、本当?助手とかではないよ??」

リードの声に振り返り、バラムが首を傾げる。

「怖〜い」

「え!?」

エリザベッタの言葉にバラムが固まる。

『やっぱ悪魔多い』

Aがバラムの背に乗り、厭そうに言う。

「あれ悪魔酔いの薬、忘れたの?」

『歩きたくない』

「そっち?しかたないなぁ・・・」

「おい、シチロウ!!受入れるな!!
 A降りろ!!」

Aをおんぶするバラムにカルエゴが注意する。

「そうですよバラムくん!歩きたくないなら私が運んで差し上げましょう」

オペラが両手を広げるが、Aは無視する。

「イルマ・・・」

「アメリさん!来てくれたんですね!!」

「ああ来た・・・来たがな・・・2人で(・・・)一緒にと言ってたではないか!!
 Aは良いとしても、なんだこの大所帯は!?」

「ええ!?2人でとは言ってな・・・」

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E(プロフ) - 5さん» ありがとうございます!修正致しました (2月6日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
- 10ページのカムイがカムリになってますよ! (2月6日 18時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年2月5日 23時

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