・ ページ45
「菓子はどうだ？」
『コレは以前も食べて・・・ああ、アメリ・・・はい』
アメリの持参した菓子をみて、Aが思い出した様にアメリへクッキーを差し出す。
ボフンと赤面しながらアメリが食べる。
震える手でアメリがクッキーを掴むが、Aの口へ差し出す勇気が出ずに自身の口に放り込む。
「ほら、毒なんて入ってないだろッ！」
「まっかちゃんズルイ！！私だってしてもらったことないのに！！」
照れ隠すアメリに、クララが突っかかる。
「羨ましい・・・
えっと、女子会って主になにするものなんですか？」
「Aちゃん、あ〜ん！！」
ケロリが咳払いをして、話題を変える。
クララがAの口へ菓子を差し出す。
「そりゃあ・・・恋バナよ！
Aちゃん、このお菓子も食べて♡
みんな気になる殿方は、いたりするのかしら？」
「気になる？」
「好きな男子のことよ」
「ハイ 入間ち！！」
エリザベッタの言葉にクララが不思議そうに首を傾げ、笑顔で言う。
アメリが盛大にこける。
『もう、その遊びは付き合わないよ？』
乙女モードのごっこ遊びを思い出し、Aが溜息を吐く。
「なっ！違っ！！う、うっかり菓子を落としかけてだな・・・」
アメリが赤面して全力で誤魔化す。
「あらあら、大丈夫？
確かに悪周期のイルマくんは迫力があって、ステキだったわ♡ねーケロちゃん？」
「わっ、私はべつに・・・なんとも・・・
まぁ頼りがいはあった・・・けど・・・」
ケロリが言い淀みAを見る。
「カッコ良かったものね〜フフフ・・・でも、そうねイルマ君はAちゃん一筋だものね！
結局Aちゃんは恋愛的にはどうなのかしら？」
エリザベッタとケロリは目を輝かせ、アメリは青ざめる。
『入間は弟でしかないよ』
興味なさそうにAが即答する。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
E(プロフ) - 亜神さん» ありがとうございます！修正しました！！勢いで進めてる節があるので教えてもらえると助かります^ ^ (2月29日 23時) (
レス) id: 8cf1c0fe3b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - ご迷惑でしたらすいません！長文失礼しました (2月29日 23時) (レス) id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても面白いです!報告なのですがページ2のカルエゴ卿の「他に隔離できる教室がないのだから、仕方ないだろう 亜神だけ特別扱いしたいのなら、私ではなくruby:理事長:保護者)へ訴えろ」とrubyになってないのが気になりました。 (2月29日 23時) (レス) @page2 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月2日 23時
