・ ページ34
「入間くん、絶対一緒に行こうね！！」
「一緒に遊ぶでござるよ〜」
入間の手をガシッと掴み、強めに誘われる。
「うん！！」
友達とおでかけできる！！と嬉しそうな入間。
「まぁテストを乗り切ればの話だがな
ちなみに補習の監督官は私だ」
一気に落ち込む問題児達を嬉しそうに眺め、カルエゴが告げる。
「あ”あ”あ”
「ひどい！」
「カルエゴ先生には青春がわからんのだ！」
詰め寄るアホ組に、カルエゴがそっぽを向いて溜息を吐く。
「カンニングも不可能だしな〜」
「えっ」
「なんでか知らんが、毎回テストで不正をした奴は・・・絶対見つかるんだ」
「へぇ〜」
「わああ！！」
「何！？」
「怖ッ！」
「バラム先生！？」
「えっ生徒で実験してるって噂の？」
「誰かを攫いに！？」
『めっちゃ不審者してるね』
「「「Aちゃん！？？」」」
扉の端でハァハァと言っているバラムに騒ぎがおこり、Aが揶揄う。
「教師を不審者呼びするな」
カルエゴが軽くAの頭を小突き、そのままバラムと拳を合わせる。
「元気そうだなシチロウ」
「やあカルエゴくん、久しぶりに１年塔方面きたから緊張してね」
「あの〜お二方の関係って？」
「同級生！元バビルスの生徒でね」
「腐れ縁だな」
「しかし、いきなり来るんじゃない。Aをパシリにしたら良かっただろう？」
「そうだよね、みんなびっくりしてるもんね・・・そんな事しないし、した事ないよ」
『パシリはカルエゴ卿の・・・』
反論しかけたAの口をカルエゴが物理的に塞ぐ。
「いや、まあ確かにびびったけど・・・」
「それ以上に、カルエゴ先生・・・」
「「「(仲の良い悪魔いたのか！！)」」」
問題児達の視線にカルエゴが察し、捻りに動く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
E(プロフ) - 亜神さん» ありがとうございます！修正しました！！勢いで進めてる節があるので教えてもらえると助かります^ ^ (2月29日 23時) (
レス) id: 8cf1c0fe3b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - ご迷惑でしたらすいません！長文失礼しました (2月29日 23時) (レス) id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても面白いです!報告なのですがページ2のカルエゴ卿の「他に隔離できる教室がないのだから、仕方ないだろう 亜神だけ特別扱いしたいのなら、私ではなくruby:理事長:保護者)へ訴えろ」とrubyになってないのが気になりました。 (2月29日 23時) (レス) @page2 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月2日 23時
