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『おはよう・・・状況は?』
「申し訳ございません、脱落者が何名かでるようで・・・」
師団室の端で体育座りをして、カビの生えてる生徒達を示される。
『そっか・・・降格した者は退団してもらう』
「「え”!?お待ちくださいぃい!!」」
『だって優良な生徒ではないと証明することになるでしょう?
そんな矛盾は迷惑だし、手元に置きたくない』
「だ、大丈夫だ!まだ日数はあるし勉強を頑張ろう!」
「でも俺が苦手なの・・・」
「スマン、その科目は俺もギリだ・・・」
『・・・過去問と、傾向から出題されるであろう問題をまとめた書類は用意した
これでも赤点をとるようなら・・・補習で基礎から教えてもらうべきだし・・・悪バイトをする資格はない』
「「「A様ぁぁあ!!」」」
「あの、私達のは無理ですよね・・・」
『1年、2年、3年までは用意したけど、上級生は勉強方法確率してるでしょ?』
師団のメンバーに合わせた書類を配布しながら、Aは不思議そうに首を傾げる。
「いえ、上位を目指します!」
「
『アナタ達の情報あってこそだけど・・・どうせなら高得点の報告を楽しみにしてるね♡』
普段無表情のAが、激励をし悶絶する師団員達。
「もう、悔いはない」
「親衛隊から師団員に昇級できた我々だ!何も恐れる事はない!!」
「そうだ、寄せ集めではないと証明すべきであろう!!」
「加入希望者が多く断ってるんだろ?退団したら、もう戻れないだろう・・・」
「この書類なら短気でも充分詰め込める!!」
『・・・テスト終わるまでシフト変更の交渉が必要か・・・』
師団員のリストと成績を確認し、溜息を吐く。
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E(プロフ) - 亜神さん» ありがとうございます!修正しました!!勢いで進めてる節があるので教えてもらえると助かります^ ^ (2月29日 23時) (レス) id: 8cf1c0fe3b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - ご迷惑でしたらすいません!長文失礼しました (2月29日 23時) (レス) id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても面白いです!報告なのですがページ2のカルエゴ卿の「他に隔離できる教室がないのだから、仕方ないだろう 亜神だけ特別扱いしたいのなら、私ではなくruby:理事長:保護者)へ訴えろ」とrubyになってないのが気になりました。 (2月29日 23時) (レス) @page2 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:E | 作成日時:2024年2月2日 23時