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「姉さん、無理矢理連れてきて不服なのは理解してるけど・・・俺は真剣なんだ!
だから、茶々入れずに聞いて欲しい
俺が姉さんに相応しいと思い移動を希望する先を!!」
「隣に座るな」
『座る場所なくなったんで、仕方なくですよ?』
「私だって嫌だッ!!」
入間の言葉に大人しく座るA。
カルエゴと2人嫌そうに睨み合う。
「姉さんに相応しく、空いてる教室あるだろう?
・・・”
姉さんの席ならココにあるだろ?
1年塔も校門も近い・・・なにより
ペシペシと膝を叩く入間をAは無視する。
カルエゴはケルベロスを出し威嚇する。
「あそこは我が校が誇る名誉教室だ
貴様らごときが使用するなど、身の程を知れ」
「イルマくん・・・これは・・・」
カルエゴの威嚇に問題児達は青ざめ後ずさる。
「ククク、ごときねえ・・・なら、証明しよう
俺たちが”
バビルス教員、過半数の移動許可書を・・・2週間以内に集める
いかがです?」
「教職員
王の遺物に手出しする以上、それ相応のリスクも覚悟して・・・」
「はーい、交渉成立」
入間がカルエゴの手を取り、強引にタッチをする。
「約束破るなよ?先生♡・・・粛に」
入間が楽しそうに手を振り退室する。
「「粛に!」」
問題児達が楽しそうに後に続く。
「ブフッ・・・Aちゃんの弟、最高だね☆」
「あー約束しちゃったー」
ダリが腹を抱え笑い、ロビンがムスッとする。
「アハハハハッ!相変わらず面白いですね、カルエゴ先生のクラスは!」
「ねーいいんですか?ねーねー」
「アホなだけです」
ロビンの頭に報告書のフォルダを数冊置き、落とすなと立たせる。
「・・・A、いい機会だ本気で教室移動を望むなら便乗しろ
悪ふざけならば、金輪際禁止するッ」
『えー・・・おじいちゃんが”使っていいよ”って言ったり、本人が許可したら良くない?』
Aの言葉に静寂が訪れる。
「あほ理事長に決定権はないし、本人は消失中・・・貴様の弟が嬉々として約束したから変えんぞ?」
勝ち誇ったカルエゴにAは怠そうに溜息を吐く。
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E(プロフ) - 亜神さん» ありがとうございます!修正しました!!勢いで進めてる節があるので教えてもらえると助かります^ ^ (2月29日 23時) (レス) id: 8cf1c0fe3b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - ご迷惑でしたらすいません!長文失礼しました (2月29日 23時) (レス) id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても面白いです!報告なのですがページ2のカルエゴ卿の「他に隔離できる教室がないのだから、仕方ないだろう 亜神だけ特別扱いしたいのなら、私ではなくruby:理事長:保護者)へ訴えろ」とrubyになってないのが気になりました。 (2月29日 23時) (レス) @page2 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:E | 作成日時:2024年2月2日 23時