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ページ20

「入間ち見て!念子いるよ!念子!!」

「うっうん、可愛いね」

「おいっ、野良ネコに触るな!泥がつく!」

「それより入間様!本日は学食に新メニューが・・・」

「私でろでろランチ!」

「貴様はどうでもいいわ」

「えっと、あの〜えっとね、どうしたの・・2人とも・・・」

右肩を掴み続けるアスモデウス
左側にしがみつくクララ
そしていがみ合う2人に挟まれ続ける入間。

「これまた、熱烈だね」

「クララはまた僕が悪周期になるんじゃないかって、不安らしくて・・・」

「不安て」
「悪夢を見た子供みたいだな」
「アズくんは?」

「私は側近として、入間様のちょっとした変化にも気づけるように傍に控えているのだ!!」

「いや、控えてはねーだろ」
「さみしかったんだな」
「慕われてるねぇ、イルマくん」

「うっうん」

「しかし離れんな、ほれ珍獣上らんのか?」
「ほら、おやつよ〜」

クララが首を左右に振り拒否をする。

「アズア・・・あ、すみません」
「そんなにべったりだとイルマくん困るよ」
「おっ、なるほど」

ハッとなる2人に入間がごめんと席を立つ。
あからさまに落ち込み項垂れる姿に、入間が耐えれず座る。

「だめだこりゃ」
「じゃあ逆に俺たちもひっつこう」
「えっ」
「よしきた」
「いや、サブノックくんは・・・ちょっ」




「なにやっとるのだ貴様ら・・・気色悪い
 Aは変わらず、協調性がないな」

『協調性のお手本見せてくれたら考えます』

入間を中心に固まる問題児達に引き、孤立するA。
カルエゴが無言でAを掴み投げようとするが、全力で抵抗される。

『気安く触れないでもらえます?不快です』

「誰が好き好んでると!?教えろと言ったのはキサマだろうがッ!」

ニヤニヤとする問題児達に振り返る2人。

「カルエゴ先生と随分、仲良いよね〜」
「先生もAちゃんにやたら構うよね〜」
「入間殿、強敵でござるな!」
「あ、ホラ、厭そうな表情も同じタイミング!」
「むしろ、ツンデレ?」

『気分悪いので早退します』

「・・・好きにしろ」

「「「待って!冗談だから、早退しないで!!」」」

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E(プロフ) - 亜神さん» ありがとうございます!修正しました!!勢いで進めてる節があるので教えてもらえると助かります^ ^ (2月29日 23時) (レス) id: 8cf1c0fe3b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - ご迷惑でしたらすいません!長文失礼しました (2月29日 23時) (レス) id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
亜神(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品とても面白いです!報告なのですがページ2のカルエゴ卿の「他に隔離できる教室がないのだから、仕方ないだろう 亜神だけ特別扱いしたいのなら、私ではなくruby:理事長:保護者)へ訴えろ」とrubyになってないのが気になりました。 (2月29日 23時) (レス) @page2 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年2月2日 23時

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