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ページ37

『アンリさんは料理できるんですか?』

「・・・何故だい?」

唐突な質問にアンリが首を傾げ、アメリの目が輝いたのに冷や汗を流す。

『バビルスの調理室使って・・・』

Aの言葉を察した親子が物理的に口を塞ぐ。

お父様には内緒だ
「その話題は禁止する」

アメリは頬を赤くし、小声で
アンリは盗聴防止(パーフェクトスピーク)を使用してまで口止めをする。

「親子仲が良いんだね〜」

サリバンがニコニコと言い、慌てて2人が離れ、Aが舌打ちをして溜息を吐く。

『そもそも師団勧誘が煩わしいのが原因ですからね?』

Aの言葉にアメリがビクリとなる。

「・・・客観的にみるなら、欲しい悪材だろうな」

「Aちゃんモテモテで、師団つくった後も勧誘続いてるよね〜♡」

アンリとサリバンの言葉にアメリが頷く。

『・・・そもそも私は関係ないので、退室しても?』

「僕と語らおうよ〜」

「・・・ああ、道案内してもらった上につき合わせて悪かったね」

Aの言葉にアンリが平然と嘘を吐く。

「ま、待て!その・・・試験の件は直訴しなくて良いのか!?今なら・・・」

アメリの言葉にAが嗤う。

『何故、私が見世物(道化)をしたいと思うのです?』

「なッ・・・わざとか!?」

昇級試験不参加を抗議すべきだと思っていたアメリは、Aの言葉で逆だと気づく。

「まあ・・・高位階(ハイランク)だしな」

「Aちゃんに保護は無理だからね〜」

アンリとサリバンの言葉を聞き流しAが退室する。

「無理だと決めつけず、守る術を教えるのが教師の努めでは!?」

「必ずしも悪魔(他者)守る必要はないと思うよ」

アメリの言葉をサリバンは受け流す。

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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時

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