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「あれ?シーダ先生!どうしたんですか?こんな所にしゃがんで」

「あっ、えっと・・・ひなた・・・ぼっこ」

「わぁ!いいですねぇ!」

「それに・・・花がすごく・・・キレイだった・・・から・・・あの子の香水に近い花どれかとか考えてた」

「わぁ〜嬉しいです!ここの花、植えたの僕なんですよ!
 お知り合いの方の香水ですか?僕はあまり詳しくないので、バラム先生やスージー先生なら詳しいかもしれないです!
 今から新しく種をまこうかと思ってるんですけど・・・」

無邪気に話す入間に、シーダは周囲を警戒する。

「・・・アズ君達には職員の方と話してもらってて、声は聞き取れないけど姿は見える距離なんです」

「どうして?」

「シーダ先生とお話してみたくて・・・せっかくなので種まきしませんか?」

不思議そうに首を傾げるシーダにスコップを手渡す入間。

「・・・できた」

「あとはゆっくり土をかけて・・・水をかければキレイな花が咲きますよ!
 姉さんと、知り合いなんですか?」

「おぉ・・・いや、初対面」

入間の問いにビクリと、肩を跳ねさせるシーダ。

「姉さんとシーダ先生の組手?見た時に違和感があって・・・もしかしてっ・・・」

入間の言葉に、何かを思い出したように慌てて口を塞ぐ。

「キミはあの時、一緒にいた・・・でも、口に出したらだめ・・・気の所為だから・・・もう、下校時間すぎてる・・・早く帰りなさい」

勢い余って押し倒した状況に慌てて、シーダが立ち去る。

「・・・入間様!!大丈夫ですか!!」

「アズくん・・・えっと、転びそうになって巻きこんじゃった・・・スコップ後で返してもらわないと」

「スコップは私の方で回収するから、気にせず帰りなさい」

心配そうなアスモデウスに、ヘラリと笑い、用務員さんの言葉に礼を言う入間。

「お話はできましたか?」

「うん!でも、僕の勘違いだったみたい・・・あのね、香水の原料になるような花ってここにあるのかな?」

「申し訳ございません、原料に関しては勉強不足でして・・・バラム師ならばお詳しいのでは?」

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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時

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