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「随分と、過保護な判断ですね」

マルバスが退室し、サリバンに魔茶を差し出しながらオペラが溜息を吐く。

「Aちゃんって、入間君に対してのみ激甘だよね〜」

「・・・また、アイツの我儘だったのですか?カルエゴくん叩き起こして連れて来ます??」

「オペラもAちゃんには優しいよね〜・・・ん?」

サリバンの携帯が鳴り、通話ボタンを押す。

「シーダ教員、アトリ教員ともに・・・危険悪魔かと推察します
 ”虚偽鈴(ブザー)”にはかからなかった・・・しかし
 頭・・・ツノに近い部分に触れる回数
 お茶の飲み方、その他・・・手振り、足先の挙動
 彼らの動きは”何かを隠している”生き物のそれでした
 その真偽はまだ分かりませんが・・・はい・・・バビルスや生徒たちに仇なす場合は・・・”凄惨たる教育を”」

「・・・そっか」

「あと、Aちゃんが・・・」

「うん、知ってる。できるだけ長く引きとめてほしいって、お願い(・・・)されてるからね!
 入間君が彼らと1人で接触する事がないように、Aちゃんが自由に動けるように見守ってほしい」

「・・・わかりました」

電話を切るサリバン。

「納得してなさそうでしたね」

「できないでしょ・・・僕だって不服だよ?」

「私が、憂いを晴らしましょうか?」

「・・・ダ〜メ〜」

膝をつくオペラに、サリバンは笑みを浮かべる。

「キミがそんな表情をするなんて・・・面白いね」

不服そうなオペラの頬を撫でる。

「・・・心配なんてしていませんし、せいせいする筈なのに・・・ココが気持ち悪いのです」

胸の辺りを掴むオペラ。

「・・・そっか、それは・・・重症だね」

「サリバン様ほどではないです」

「ふふふ・・・」

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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時

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