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『来年どうするの?昨年は適当に誤魔化したけど、来年は無理じゃない?』

「う〜ん・・・卒業までカルエゴくんでいいんじゃない?」

『カルエゴ卿よりシチロウのが安全じゃない?』

「バラムくんは常時、協力的ですし敢えて弱体化させる必要もないでしょう?」

「ん??」

帰り道Aの問いにサリバンとオペラが答え、入間は首を傾げる。

『召喚は悪魔が魔獣を使役する為の儀式だけど、人間が悪魔を使役する儀式でもある
 悪魔が契約解除した使い魔は二度と召喚に応じないけど、人間には適用されなくて・・・召喚時一番近くにいた悪魔が喚ばれる
 さすがに再召喚となると・・・適当に煽って、悪意を私に向けてやり過ごせるか微妙なんだよね』

「ふふふ♡カルエゴくんすっかり騙されてたもんね〜再召喚は確かに違和感に気づいちゃうだろうね〜」

Aの言葉に青ざめ、サリバンの言葉に入間は頭を抱える。

「挑発をして、それっぽく騙すなんて流石私の弟子ですね」

『今回も適当に言いくるめれるように不信感を植え付けてたけど・・・』

「え、ってことは・・・先生を召喚したのって全部僕の所為!?」

「そうだよ〜おじいちゃん伝えるの忘れててごめんね♡」

『・・・休みたいからじゃあね』

サリバン邸を拒否し、自分の家へ歩く。

「おつかれ〜」
「ゆっくり休むんですよ!」

「あっさりなんですね」

「カルエゴくんと1日行動だったからね〜」
「ええ、暴れられても面倒ですし、そっとしておきましょう」

サリバンとオペラの言葉に入間は不思議そうに瞬きをする。

「・・・って、使い魔問題!!僕、何も知らなかったからッ・・・えっと・・・」

「A様がカルエゴくんを上手く誤魔化し欺いてますし、来年までは問題ありません」
「そうだよ〜今日は遅い時間だし、難しい事は起きてから考えようね〜来年までたっぷり時間はある訳だし、ね!」

オペラとサリバンに流されるように、入間は頷く。

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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時

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