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「”ケルベロス(こいつ)”を手なづけようなどと考えるな怪我ですめばマシな方だ」

「「「ワン」」」

カルエゴの言葉に同意するように3頭が吠える。

「姉さんの悪ふざけであって、僕はそんなッ!」

入間が慌てたように否定をする。

小魔獣(・・・)専用の使い魔服従の首輪、降魔の儀で贈ったでしょ?
 せっかく継続したなら1年じっくり親睦深めたら?』

「ちょっ!!姉さんッ!!!せ、先生、えっと・・・その・・・違いますッ!」

「ほぅ?」

青筋を浮かべるカルエゴに入間が怯える。

「僕はそんなの嫌だし、それに事故で・・・」

「先ほど・・・パニックとはいえ故意だったな?」

入間の言葉を遮るカルエゴ。

「えっと・・・でも・・・強制的にというのは違うと思うし来年は、ちゃんと・・・」

『じゃあ来年はシチロウと親睦深めたら?』

「姉さん!先生達は魔獣ではなく悪魔です」

オロオロしていた入間が、Aに言い聞かせるように言う。

『みんな等しく魔界の住人でしょ?』

「うっ・・・それはそうだけど・・・」

平然と言うAに、納得しかける入間。

「・・・Aは、今のままで良いのか?」

溜息を吐き、真面目に問いかける。

『良くないと言えば、手助けしてくれるんですか?』

「アドバイスくらいはしてやる」

カルエゴの返事に、Aは笑みを浮かべる。

『私を裏切れない最強の盾を存分に使役するので、何も不自由はないです』

「そうか」

フッと笑みを浮かべるカルエゴに入間は首を傾げる。

「結局、姉さんの使い魔は誰なんですか?」

仲間外れの気分に入間が問いかけ、ガラリと扉が開く。

「イルマく〜ん♡更新おめでとうッ!!さあ、帰るよ!」
「カルエゴくんは軟弱なので寝込みたいでしょうし、有給申請しときました」

騒がしい2人にカルエゴが厭そうな表情を浮かべる。

『入間にふられたシチロウは私と帰る?』

「え〜そうなの?傷心の僕を甘やかしてくれる?あ・・・」

現実に脱力するカルエゴをバラムが支える。

「バラムくんはカルエゴくんを送ってください
 A様は我々が責任を持って送り届けます」

オペラが背後からAを抱き締める。

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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時

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