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「カルエゴ君!僕の意見もちゃんと聞いて欲しいんだ!!」
「シチロウ・・・返せ」
カルエゴからAを奪いその手に召喚シールを貼ろうとするバラム。
『いや、カラクリ話してるから茶番しなくていいんだよ?』
バラムに抱えられ、Aが呆れたように告げる。
「・・・だからな、関連するシール全てを没収する」
「い、いやだ!!カルエゴ君であっても、僕怒るからね!」
「あの、廊下ですし・・・その生徒が集まって・・・えっと・・・」
カルエゴとバラムの姿に入間が困惑して止めようと声をかける。
『入間、この苦痛を終わらせる素敵な方法を教えてあげよう・・・』
「そんな方法があるんですか!!でも先生達を止めるなん・・・」
「させんと何度言えば理解するんだ?」
目を輝かせる入間。
笑みを浮かべるAの手首を掴み、カルエゴが睨みながら召喚シールを奪う。
「・・・イルマくん」
「ッチ・・・教室に戻るぞ、次の授業の準備があるんだろう?」
申し訳なさそうに召喚シールを差し出すバラムに、カルエゴが舌打ちをして強引に引き離す。
「お願いしてもらったのに・・・ごめんなさい・・・」
カルエゴに抱えられ、入間が申し訳なさそうに告げる。
「置いてかれちゃったね」
『苦痛な半日が終了して・・・好きに過ごせる』
ズカズカと歩くカルエゴを見送る。
「あっ・・・」
ハッとしたように戻ってきたカルエゴに、Aが連れ去られバラムが苦笑する。
「カルエゴくん・・・羨ましいなぁ・・・」
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E(プロフ) - つなさん» ありがとうございます!時間みつけて頑張って更新して行きます^^ (4月6日 16時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 面白すぎて一気読みしちゃいました…凄く読みやすかったし、見ていて飽きない作品でした!!更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください! (4月5日 22時) (レス) id: 1da23f1cee (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - かえでさん» ありがとうございます!励みになります^^ (3月30日 19時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 一気に読んでしまいました!凄く読みやすくて面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!!生徒も教師も他の悪魔たちも大好きなので沢山のキャラが登場して嬉しいです☺️また、1からじっくり読んできます!! (3月30日 1時) (レス) id: 6be13b1f31 (このIDを非表示/違反報告)
E(プロフ) - みかくろさん» ありがとうございます!心臓破りどうするかの方向決まったので、頑張って更新頑張ります^^ (3月27日 20時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:E | 作成日時:2024年3月10日 23時