・ ページ7
「な〜んかイヤな気配は感じてたのよ?
乙女ってそういうの敏感だから
アンタが悪いのよぉ
ご機嫌に歩いてるところにちょっかいかけるから・・・ナンパ下手すぎよぉ
強引なのはスキだけどぉ・・・ねちっこいのはキライなのよねぇ
・・・で・・・なんだっけ?むさくるしい?」
「六指衆ですよ。申し訳ありません。追い回すようなマネをして・・・
ただ、お話をしたかっただけなんです。ご興味ありませんか?
デルキラ様の復活について」
ウエトトの言葉に椅子を離れた場所に置く。
振り回し、打ち付けるように指揮棒を振るアムドゥスキアス。
「よくも・・・よくも
恐れ多くも至高の存在・・・
あの御方の音として・・・このように不忠な心音は・・・今すぐ止めるべきだろうよ・・・なぁ
大体アンタの音、ぐっちゃぐっちゃで気持ち悪いのよ・・・せっかく気に入った音を見つけたのに邪魔しやがって・・・」
”言葉選びを間違えました・・・お話しましょう
デルキラ様と再び会う方法について”
喉を潰されたウエトトは空中に文字を書く。
43人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時