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「な〜んかイヤな気配は感じてたのよ?
 乙女ってそういうの敏感だから
 アンタが悪いのよぉ
 ご機嫌に歩いてるところにちょっかいかけるから・・・ナンパ下手すぎよぉ
 強引なのはスキだけどぉ・・・ねちっこいのはキライなのよねぇ
 ・・・で・・・なんだっけ?むさくるしい?」

「六指衆ですよ。申し訳ありません。追い回すようなマネをして・・・
 ただ、お話をしたかっただけなんです。ご興味ありませんか?
 デルキラ様の復活について」

ウエトトの言葉に椅子を離れた場所に置く。
振り回し、打ち付けるように指揮棒を振るアムドゥスキアス。

「よくも・・・よくも復活(・・)などと・・・まるでデルキラ様が・・・
 もう この魔界にいない(・・ ・・・・・・・)とでも言うような口ぶり・・・
 恐れ多くも至高の存在・・・()魔王に対して・・・最大級の不敬
 あの御方の音として・・・このように不忠な心音は・・・今すぐ止めるべきだろうよ・・・なぁ(わっぱ)
 大体アンタの音、ぐっちゃぐっちゃで気持ち悪いのよ・・・せっかく気に入った音を見つけたのに邪魔しやがって・・・」

”言葉選びを間違えました・・・お話しましょう
 デルキラ様と再び会う方法について”

喉を潰されたウエトトは空中に文字を書く。

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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時

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