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「近頃のイルマ様は少々・・・ハメを外しすぎかと思われます
A様から反省文の回収に1日半もかかるなんて可笑しいでしょう?1分もかからず書いたでしょう?」
「うっ・・・そうですけど、姉さんと遊びに行きたかったんです!」
「素直でよろしい」
オペラの問いに潔く入間が答える。
「
さらにご学友と酔って暴れて大騒ぎ・・・」
「頼まれて断れませんでした!」
素直に答えた入間は、冷たく睨まれ冷や汗を流す。
「一度、規律正しい生活に戻すべきと思われます」
「仰るとおりで・・・」
「はい。そこでサリバン様と相談したところ
”シャキっとするならオペラのマネをすればいいよ!”
と仰いましたので・・・今日は1日!使用人デーです!!」
「はい?」
オペラに渡されるままに、使用人服に着替える入間。
「イルマ様は相談する事を覚えて下さい
頼まれても、拝まれても・・・即答せずに私かサリバン様に必ず確認して下さい」
携帯を指し示すオペラ。
「はい!」
「よろしい・・・
まずは居間のお掃除から
私が家具をどかしますね」
「あっ、ありがとうございます!」
「はい、どうぞ」
「・・・。」
「どうされました?」
重たいソファーを軽々と持ち上げるオペラ。
入間は衝撃をうけつつ、
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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時