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「「「申し訳ございませんでした！！」」」
「後片づけ・・・全て処分で結構です」
荒れ果てた部屋に正座して土下座する問題児達に、オペラが淡々と掃除道具と袋を渡す。
『全部おじいちゃんが燃やすから分別しなくていい』
「入間様は手伝っていますが？」
問題達に指示を出すAにオペラが凄む。
『おじいちゃん怪我するかもしれないのに片付けした方がいいの？』
「ダメだよ！！怪我したら痛いでしょ！！」
コテンと首を傾げるAに、サリバンがデレデレとオペラから庇う。
「いえ、サリバン様甘やかすのはよくないです。入間様も掃除されて・・・」
「入間君も怪我したら危ないから大人しくしてようね〜」
オペラが言い切る前に入間を回収して両膝に２人を座らせるサリバン。
「孫成分補給〜はぁ〜おじいちゃん、この後、仕事頑張れそう〜」
サリバンが嬉しそうに言う為、オペラが黙る。
『そろそろ予定が・・・』
「ダ〜メ〜僕と一緒に過ごすの！」
「おじいちゃん、僕も片付けに・・・」
「ダ〜メ〜怪我しちゃ・・・おじいちゃんと一緒は嫌？」
入間に対し、サリバンが悲しそうに問いかける。
うっと言葉に詰まる入間。
即答しかけるAの口をサリバンが塞ぐ。
腰を掴む手が外れた瞬間を見計らったようにAが離れる。
「あっ・・・」
『じゃあ用事あるから』
「オペラ阻止して」
「だそうですよ？」
「オペラさん袋ってまだ、ありますか？」
「オペラさん天井のアレは外しますか？」
「おい、ソレは返しなさい。袋ならこちらに、高所は危険ですし、床だけで結構です。」
問題児達に囲まれ、ジャズを捕獲するオペラ。
入間はどさくさでAが抜け出す瞬間を・・・
「・・・シー」
サリバンが入間にウインクをする。
「・・・終わったら各自反省文６枚提出したら帰宅して良いです」
オペラが額を抑え、原稿用紙と筆記用具を渡す。
「ふふふ・・・逃げられちゃったね〜」
「見逃してやっただけです」
楽しそうなサリバンにオペラが顔を反らす。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月25日 23時
