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『うっわぁー・・・』
「A、食事は足りているか？」
電話の為に外に出て、戻ったAはカオスな室内に引く。
アスモデウスが泣きながら料理の皿を差し出す。
『・・・で、なんで泣いてるの？』
「イルマ様が小さいからだッ！」
『泣いても身長伸びないから、成長する食材調べたり現実的に考えたら？』
「そうだな！嫌いな食材やアレルギーはあるのか？」
Aが食事を始め、飲み物を用意しながらアスモデウスが訊く。
『無いと思うよ、何でも食べるみたいだし・・・アズは食べたの？』
「ああ私は胸がいっぱいで、充分だが少し眠く・・・」
グラリと倒れるようにアスモデウスが眠る。
「「「あ”ー！！！膝枕ぁあ！！嫌ぁああ！！！」」」
何時から見ていたのか男子達が頭を抱え叫ぶ。
Aは煩いと舌打ちをする。
騒ぎの所為でアスモデウスをどかすのを忘れる。
「ダメです！私だってしてもらったことないんですからッ！！」
ケロリがAの隣に座り、くっつく。
「ほら、私普段女子会に参加できないですし不公平じゃないですか？
さっきもすぐ外出ちゃうし〜」
『知らん、くっつくな』
甘えるケロリに、迷惑そうに答えるA
「リ〜ド〜く〜ん・・・楽しいねぇ」
「ね〜」
「・・・将来さ、大人になってもさぁ・・・みんなで集まって・・・一緒にさぁ・・・その時は本物のお酒で・・・その時は勿論、姉さんも一緒に！！」
リードと話していた筈の入間がまっすぐ走り、Aに飛びつく。
「僕は姉さんが・・・だぁい好きです！ずっと一緒に・・・」
正面から嬉しそうに言いスヤスヤと眠る入間。
「イルマくんって大胆ですよね〜」
Aの横でケロリが楽しそうに笑う。
「これは・・・お説教案件ですね・・・で、随分と呑気に寝やがって・・・」
悲惨な部屋にオペラは眉間に皺をよせ、悪魔達に囲まれ穏やかに眠るAをみつける。
写真を撮ってからブランケットをかけ、静かに素早くサリバンを呼びに行く。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月25日 23時
