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「ケヒヒッ」
「クックララ、大丈ぶぇっ・・・」
真っ赤になったクララが入間に突撃する。
「速い!!」
「イルマち太ったよねぇ・・・ほれ・・・お腹もちもちへへへ・・・」
「セクハラだ!!」
「太ってない!!」
「イルマくん!今大事なのそこじゃないから!!」
「Aちもそう、思うでしょ!!こんなにつまめるよ!!」
『そうだねぇ・・・』
「ちょっ・・・姉さんまでヤメテ!!太ってないからッ!!」
笑みを浮かべるAに入間が頬を膨らませ抗議する。
「ちょっとアズアズ止めてよ!イルマくんが・・・」
リードが助けを求めるとアスモデウスが溜息を吐く。
「イルマ様・・・イルマ様は・・・小さい」
クララから腹を守るように体育座りしていた入間の肩をガシリとアスモデウスが掴む。
「イルマ様の実力は私が一番に、理解しておりますが・・・それにしても小さい・・・お身体が小さすぎます
ちょっと力を入れたら折れそうじゃないですか
シンユーのアズとしては気が気じゃないのです
小さすぎていけない・・・ほんとうに小さい
・・・なんでそんなに小さいんですか!!?」
淡々と言っていたアスモデウスが号泣し出す。
「アズアズも酔ってる!??
あっ待って!?これ原液!!
まずいよイルマくん!2人ともこれでベロベロに・・・」
「イルマ様は小さいです!!危ないです!!」
「小さくない」
「あと近頃シャックスにかまいすぎです!!
小さい同士だからですか!?」
「リードくんは小さいけど、僕は小さくない」
頬をパンパンに膨らませた入間が首を左右に振って否定する。
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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時