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「・・・って、事があったんだけど・・・その、アズくんとは交際してるんですか！！」
入間が真っ赤になり湯気が出る勢いでAに問う。
オペラが勢いよく湯呑を落とし割る。
『・・・どうして？』
怪訝そうにAが問う。
「え？」
『交際して欲しいの？それとも突き放して欲しいの？』
「え・・・えっと・・・交際って、お互い好きになって・・・えっと・・・僕は・・・」
知恵熱を出し、入間が倒れる。
「イルマ様ッ！！目を回して瞬間的に知恵熱とは・・・」
オペラが入間を受け止め、呆れる。
「即答しないとは珍しいですね」
入間をソファーに寝かしオペラが溜息を吐く。
『入間は本当に
「そう言ってあげれば良かったのでは？入間様にもキライだと」
『そうだね』
オペラの皮肉にも笑みで返す。
「入間様のダンスレッスンは何時からするのですか？」
『しないよ・・・オペラが教えてあげれば？懇切丁寧に足を踏まれながら・・・』
「まさかアムリリス様の足を！？」
『流石にしてないよ』
貴族会の招待状を興味なさそうに確認するA。
「サリバン様とのダンスはさぞ楽しかったですよね？？」
『入間への見本だと唆して誘えば？』
「・・・フム、それも有りですね」
「ただい・・・え？・・・イルマくぅ〜ん！！」
「サリバン様病人の前で騒がない」
「イルマくん、どうしちゃったの？？」
「知恵熱でしょうね」
「ん？」
「思春期ですからね、色々と心労がたまっていたのでしょう・・・」
「そっか・・・早く良くなってね・・・今日は僕も、消化にいいメニュー食べるよ」
「かしこまりました」
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作者名：E | 作成日時：2024年2月25日 23時
