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「・・・そうだな
 1年生でクラス全員”4(ダレス)”などバビルスの歴史の中でも類を見ない
 やれと言われておいそれとできることではない
 前に伝えた通り・・・貴様らの為したことは
 まさしく・・・偉業なのだ
 まさかあの問題児たちがこうも成長するとは・・・
 本当に誇らしく思うぞ・・・まったく・・・」

「「「先生・・・」」」

「実に見事だな・・・私の指導力は」

「「「自分(そっち)!!?」」」
「大人げない!!」
「もっと素直に褒めるでござるよ!!」

生徒にキレられ耳を塞ぐカルエゴ。

「まぁ俺らはいいけどさ〜せめて音楽チームは褒めてあげなよ・・・かわいそーだよ」
「「そーだそーだ!!」」

「・・・。」

カルエゴが教鞭を入間とプルソンの頭に一度ずつ置く。

「褒めてんの・・・あれ?」
「本人らは嬉しそうだけど・・・」
「おいたわしや・・・イルマ様・・・」

「姉さん僕!!褒められた!!」
「僕も褒められた!!」

目を輝かせる入間とプルソン。

「1年で7(ザイン)は前例が無い程の偉業だ・・・誇っていいんだぞ?」

カルエゴは陰湿な笑みを浮かべ暴露する。

「「「え!?デマじゃなく!!」」」

他クラス生徒達からの問い合わせ、写メちょうだいという要望が事実だと気づく問題児達。

「姉さん嘘だと言って・・・だって、あんな行動・・・」
「陰湿教師の冗談だから笑えない・・・よね・・・」

喜んでいた2人が青ざめ縋る。

『放れろ鬱陶しい・・・』

不機嫌に舌打ちをするA。

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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時

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