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「アメリ嬢・・・お噂はかねがね・・・お父様にはお世話に」
「私はこういう物で・・・」
「その若さで”
「ありがとうございます」
「ゆくゆくは魔関所に？」
「はい、父の仕事を手伝いたいと・・・」
やはり
「しかし、ちゃんと挨拶せねば・・・」
Aとアスモデウスが居た貴族会は楽しかったな・・・
「あの・・・アメリ嬢ですよね」
「アザゼル家のご令嬢の」
「はい」
「おぉ、ウワサに違わぬ美しさですね」
「いえ、そんな・・・」
「もし、お時間あるようなら・・・ぜひ・・・一曲・・・」
アメリへ手を差し出しかけ、何かに気づき背筋を正し一礼する。
「急用を思い出しましたので、また後程！失礼します！！」
躊躇していたアメリは呆気にとられる。
「あっ、アメリ嬢！私と一曲・・・踊りませんか？」
イルマが膝をつき手を差し出す。
後ろの人だかりに先程の男をみつけ、Aへ熱い視線を送り声をかけようと奮闘していた。
「サリバン様のお孫様だ！！」
「あれが噂の！？」
「若くして
「横にいるのはアザゼルのご令嬢か・・・」
「何事です？」
「アンリさんご覧ください・・・ご令嬢が・・・」
膝をつく入間の手を取るアメリの姿にアンリの眼鏡がパリーンと砕ける。
「はぁ〜いアンリくぅ〜ん！久しぶり〜」
「さっ、サリバン様！？・・・とA・・・別人だな」
サリバンと腕を組み、淑女のように立つAにアンリが驚く。
「や〜こんばんは〜元気？今日はね〜Aちゃんをエスコートできた記念すべき日なんだよ〜」
アンリに嬉しそうにサリバンが話しかける。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月25日 23時
