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音楽祭の閉幕後、1年生は祭りの後片付けと共に半日授業を過ごし・・・徐々に通常の授業に戻って・・・
「何事?」
「あっつ!!熱いよアズアズ!?」
「あぁ・・・いい天気だな」
炎のバリアで入間を保護しながら周囲を警戒するアスモデウス。
「だめだ話が通じねぇよ」
「見てよ!クラりんが近づけなくて野生に還ってる」
「異常事態だ・・・Aちゃんなら!!」
『イルマに害がないなら問題ないでしょ?』
「「いつも以上に興味ねぇー!!」」
Aの態度に問題児達が頭を抱える。
「へい!Aち!!今日も絶好調だねぇ!!」
「クラりん!!?」
クララがAにハイタッチを求めるようにフラフラと近寄る。
「アズくん?どうしたの?」
「イルマ様・・・私はオトモダチとしてただ・・・貴方をお守りしたいのです!
いつ何時!メガネで優しげで変な口調の悪魔に襲われるとも限りません!!」
「すごい具体的な・・・」
「このアズに全てお任せください!!
可能ならばAの事も守りたいのだが・・・」
入間からAへ向き直るアスモデウス。
『思い当たる屑は対処できるし・・・いい』
「そうだな・・・ああ・・・私は
肩を落とすアスモデウス。
「あれ悪周期?てかめっちゃ落ちこんでない?」
「いや?情緒が不安定ではあるな?」
「う〜ん・・・音楽祭で変なやる気スイッチ入っちゃったんかな」
『オトモダチなんだから合流したら?』
「アチチで無理・・・焼き魔シュマロ食べる?甘くて美味しいよ!ハイ!!」
クララがAに串刺しのマシュマロを渡し、アスモデウスの炎の壁で炙る。
「・・・僕も!僕も食べたいな・・」
「では、タヴィデに用意させましょう」
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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時