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「２学期早々、問題児クラスに課されたのは・・・全員が
僕らは頑張った！！
リード筆頭に盃を持ち並ぶ問題児達。
「いくよみんなっ、姉さんも！せーのっカンパーイ」
対面の入間が盃と、Aの腕を掲げる。
「「イエーイ!!」」
「食べるぞー飲むぞー」
「うちあげだーい」
「ええいっもっと粛にしろ！やかましいわ！」
「はぁ！？偉業達成ですよ！？
今祝わないでどーすんですか！！？
確かに、Aちゃんは理不尽にも降格させられ、気分じゃないでしょうが・・・僕らはあと一歩で嬉しい！！」
「は？誰が降格だと？」
リードの言葉にカルエゴが怪訝そうに訊く。
問題児達が哀れむ様に、Aの肩を掴み、入間はお揃いと髪を揺らす。
反射的にカルエゴの口を塞ごうとした結果、勢い余って椅子ごと後ろに倒れ鈍い音が・・・。
『ケルベロスってクッションにもなるんですねぇ〜』
「キサマは・・・いい度胸だ・・・」
間一髪、身を挺して主人を守ったケルベロスに拍手がおきる。
忌々しそうにカルエゴがAを睨む。
「本家の表彰式で公表されたのだ・・・隠し通せる訳がなかろう？」
カルエゴの言葉にAが舌打ちをし、問題児達の携帯がけたたましく鳴る。
「「「は？待って・・・ちょっと、
「いやいや、その前に・・・我々を褒めるべき悪魔がいる！！！」
「担任として！言うべきことがあるんじゃな〜〜い？」
「気になるけど強奪は無理だし・・・先に褒めていただこうか！！」
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作者名：E | 作成日時：2024年2月25日 23時
