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「さぁーて!じゃ・・・表彰式やるわよ〜!!
 プルちゃん、あんたの恋人貸しなさい」

「え?まだ恋人では・・・」

アムドゥスキアの言葉に頬を染めるプルソン。

「・・・そうじゃなく、トランペットよ」

溜息を吐き指さすアムドゥスキアス、プルソンが照れながら差し出す。

「いいことガキども!!この”王の教室(ロイヤルワン)”はねぇ・・・私とデルちゃんの愛の巣なんだから!!
 ヘタに扱ったら喉ぶえ喰いちぎって楽器にしてやるわよ!!いいわね!!!」

ビリビリと空気が震える威圧感に喉をならす問題児達。

「みっ、水が・・・」
「昇ってく・・・」
「空に川が・・・」
「キレイ・・・」
「たった・・・一音で・・・」

「当然、王の音ならこれ位できないとね
 さぁ・・・手をお出し
 元13冠アムドゥスキアス・ポロの名において・・・位階(ランク)4(ダレス)”を問題児たちに授ける!!」

「「「おぉおぉおおぉお!!」」」

「”4(ダレス)”の(バッヂ)だっ!!」
「やったああすげぇえ!!」
「みんな”4(ダレス)”!?」
「うん!!””4(ダレス)”!!4(ダレス)”!!」

『・・・。』

「やりましたねイルマ様!!」
「うんっこれで全員”4(ダレス)”・・・」

「あ〜〜ら〜だ〜れが全員”4(ダレス)”なんて言ったのん?」

「え?」

「ただ”4(ダレス)”に上げるのもシャクだし
 アンタだけ仲間外れにしてやったわよイルマ♡
 あと、Aも存分に目立ちなさいな♡」

「「「へ、へぇえぇええぇ!?」」」

入間の手元5のバッチに騒ぐ問題児達。
Aは舌打ちをして見られる前にポケットへ(バッヂ)を押し込む。

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作者名:E | 作成日時:2024年2月25日 23時

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