Girl…18 ページ18
やがて言われた時間が経って
バルコニーに着いた。
阿部
『お待ちしておりました』
『…うん』
阿部
『私の隣へ』
指示に従って彼の横に立つと
阿部
『私が火をつけますので
そこからお嬢様の花火に移します。』
『…わかった。』
返事をしたのに一向に動かない。
『どうしたの？やらないの？』
顔を上げれば私に強い眼差しをむけていた。
『阿部…？』
阿部
『…今、何を考えてますか？』
『え？』
阿部
『…私にはわかります。』
『…なんでもないってば』
私は薄々感じていた。
…この家の中で私と向き合おうとしてくれてるのは
執事の阿部しかいないということ。
阿部
『何も余計なことは考えないでください。
今は、花火を楽しむ時間です。』
そう言ってようやく先端に火をつけた。
『わっ…』
阿部
『大丈夫。落ち着いて。』
『……っ』
震えてしまう私の腕を掴んでフォローしてくれる。
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杣クリーム(プロフ) - さやかさん» たくさんあるので大変なのにありがとうございます(T^T)！ (2021年5月6日 11時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - はじめまして！素敵な作品が多くて全作読んでいるところです。あざとい阿部ちゃんの微笑みの裏側を見ているようでドキドキです。これからも楽しみにしています！ (2021年5月6日 8時) (レス) id: 3da06c380c (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴーの使用人(プロフ) - みるきーさん» コメントありがとうございます！！頑張ります(^ ^) (2020年12月13日 1時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - 一旦完結おめでとうございます！途中どうなる事かと思いましたけど、2人に幸せが訪れて良かったです。続編も楽しみにしてます！ (2020年12月13日 1時) (レス) id: 7088d3dbef (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴーの使用人(プロフ) - 零さん» それはそれは良かったです(^ ^) (2020年12月1日 18時) (レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょっぴーの使用人
| 作成日時：2020年11月24日 0時
