恋物語。《紅一点》《阿部

Story…13 ページ13

目黒
『あ、わかる。』


ラウール
『俺も！』



向井
『まだAちゃんのこと、知らないことばっかやけど

多分な？二人とも優しすぎるっていうかー。』



岩本
『自分さえ我慢しておけば…ってタイプ？』


ラウール
『…それは心配。』






(回想)



ラウール
『阿部ちゃん、、？』



阿部
『…ﾊｧ…ﾊｧ…』




ラウール
『大丈夫…っ？』



阿部
『…みんなには、言わないで…』








(今)



目黒
『ラウ？』



ラウール
『えっ？』



向井
『ボーッとしとったから。お疲れ気味かぁ〜？』



ラウール
『…はは、そうかも。

でも全然平気…！！笑』







…今はまだ俺と阿部ちゃんの秘密にしておこう。






ーーーーーーーーーーーー



ー自分 Side



”なんだかんだ良かったみたいね、新しい学校”



なんて呑気なお母さん。




『私聞いてなかったんだけどっ…！』



”だってー、言ったらまた嫌がるでしょー？”



『…っ。』




”それに、もう一緒に行く人見つけるなんて

お母さんびっくりしちゃった！”



『何言って…』



阿部
『A、おはようっ。』


『…！！』



佐久間
『どうも〜！おっは！』


ラウール
『へへ、ついてきちゃった。笑』




…起きていることを理解するのに時間がかかってしまった。

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