Story…6 ページ6
そして、間違いなく自分の前に彼が立っている。
『…?』
佐久間
『Aちゃんってどっち方面?』
『あ…、駅の方というか。』
佐久間
『そうなんだ。
じゃあ、一緒に帰らない?
まだ今日の分の質問、してないしっ。』
『…!?』
一緒に帰る…?
二人きりで…?
佐久間
『それとも急ぎの予定とかある?』
『…ううんっ、それはない。』
佐久間
『良かった。笑』
そう言って、彼も外靴に履き替え
佐久間
『ほらっ、行こ〜?』
優しく私を手招きする。
『…っ。』
頭の中は正直混乱したままだけど
待たせるわけにはいかない。
だから、慌てて隣に並び、歩き出した。
佐久間
『何聞こうかな〜』
『……。』
佐久間
『…ベタなやつでも笑わないでくれる?』
『笑ったりなんかしないよ、、?』
佐久間
『…今日の質問。
”一番好きな食べ物はなんですか?”。』
『一番…
…苺、とか。』
佐久間
『へぇ〜!可愛いね。笑』
『…っ。』
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咲希(プロフ) - 杣クリームさん» いえいえ!リクエスト応えてくださり、ありがとうございました! (2021年9月22日 22時) (レス) id: 1287827adc (このIDを非表示/違反報告)
杣クリーム(プロフ) - 咲希さん» だいぶ遅れてのリクで、申し訳なかったです(>_<;) でも、読んでくださってありがとうございます!! (2021年9月21日 14時) (レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - リクエスト、応えていただき、ありがとうございます! 「嫉妬の権利」の世界観で、とても楽しめました! (2021年9月21日 0時) (レス) id: 1287827adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杣クリーム | 作成日時:2021年8月31日 0時