堕落。《渡辺

Story…31 ページ31

渡辺
『…欲しいなら、欲しいって言えよ。』


『…っ。』




目の前に露わになった彼のモノ。





『…私の全部をあげる。』


渡辺
『…。』


『…だから、』






”…壊してくれてもいい”





渡辺
『…じゃあ、遠慮なく。』


『んんっ…！！』




勢いよく挿入され、それだけで果ててしまいそうになる。




『…ﾊｧ…』


渡辺
『…A、、』




肌と肌がぶつかるイヤらしい音が響く中

不意に彼が私の頰に手をあてた。



渡辺
『…本当はっ、あの頃から…全部奪って壊したかった…』


『え…。』



渡辺
『…っ…もう、俺からは逃げられないし

…逃がすつもりもない。

例え何が起きたって…。』





さらにピストンが速まっていく。




渡辺
『あぁ…っ。』


『…っ。』



渡辺
『中に…出していい？』


『…(ｺｸｯ』




…私は頷くのが精一杯で




渡辺
『…ｲｸｯ…』


『あっ…』




その勢いのまま、私に倒れこんだ彼。



渡辺
『…わかる？俺の。』


『…わかる…』

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