堕落。《渡辺

Story…18 ページ18

互いの舌を深く絡めあって

一瞬できた隙で息を吸う。




『ﾊｧ…』



渡辺
『…こんなもんで済むとか思ってないよな？』



『…っ、ムカつく…』


渡辺
『康二…だっけ？』



『なに…っ…？』



渡辺
『襲わないって言ったけど撤回。



…あいつに染められる前に、隅々まで俺で埋めてあげる。』






…どこからくるのか、わからない自信。



でも


口づけだけでこんなに蕩(とろ)けそうになってしまっては…





渡辺
『次は…』



彼が狙いを定めたもの。


それに触れるため、乱暴に着ていたTシャツを脱がす。




渡辺
『…可愛いじゃん、これ。』


『…焦らさないで。』


渡辺
『せっかく褒めてやってんのに。』




身に纏っていた青い下着を外し

露わになった二つの膨らみ。



渡辺
『…どうされんのがお好み？

希望通りにしてやるけど。』



『そんなの…聞かなくたって…っ。』



渡辺
『言わなくてもいいけど
…このまま終わらせていいわけ？』



『…！！』

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